2014年01月20日
治らない病気こそ儲かる
間黒助です。
『 糖質制限は全ての人に福音をもたらすのか 』
『 ガン治療や糖尿病はドル箱 』
『 治っている病気と治っていない病気 』
の続きですが、
病気やケガには2種類あり、
骨折や風邪のように、
“ 治ってしまうと治療が必要なくなるもの ” と、
高血圧や糖尿病のように、
“ 一生涯、治療(内服薬や注射)がひつようなもの ” に分かれます。
では、
自分が製薬会社を運営しているとしたら、
骨折や風邪をターゲットにした薬と、
高血圧や糖尿病をターゲットにした薬のどちらを開発するでしょうか。
どちらの患者さんをターゲットにするでしょうか。
もちろん商売として考えるなら後者ですよね。
前者は治ってしまえば治療は不要になりますが、
後者は一生涯にわたってその薬を必要とするからです。
つまり、
治る病気を相手にすれば儲けは少ないですが、
治らなくても問題にされない病気を相手にすれば、
儲けはそれより遥かに多くなります。
製薬会社にとっては、
“ 薬で症状が押さえられ、なおかつ健康で暮らすためには薬が一生涯必要 ”
という状態が理想的なのです。
高血圧や糖尿病の治療薬を製造・販売するのは、
商売としてベストな選択ではあります。
そういう製薬会社にとって、
薬を飲み続けなくていい治療が発見されることはどうでしょうか。
間違いなくかなり困った状況であり、
ヘタをすると経営が傾いてしまいます。
糖尿病になっても薬もインスリン注射も不要という治療が開発されたら、
関連する製薬会社は全て潰れてしまいかねません。
そういう “ 薬もインスリンも不要な糖尿病の根本的治療 ” が糖質制限です。
糖尿病治療薬関連会社にとっては、
決して普及して欲しくない予防・治療法でしょう。
要するに、
糖尿病治療で飯を食っている医師・製薬会社にとって、
糖尿病患者は飯の種であり、
患者が減少するのは最も困る状況なのです。
Posted by ブラックジャックの孫 at 20:50
│間違いだらけの食生活