2014年09月19日

コレステロールのリスク



間 黒助です。




肉中心の食生活となると、

コレステロールが心配だという人もいるでしょう。

確かに書く類や野菜に比べると肉はコレステロールが多く含まれます。


しかし、

体内にあるコレステロールのうち、

食事から供給されるのはわずか3割程度で、残りの7割は肝臓で作られます。

一般的な通常量の食事で摂れるコレステロールでは間に合わないので、

肝臓でコレステロールを作り出しているわけです。

そういったことから食事で摂るコレステロールをそれほど気にする必要はありません。


ただし、

糖質を摂っているとコレステロールのリスクは増大します。

糖質は血管の内壁を傷つけるので、

そこにコレステロールが溜まって沈着し(傷ついた内壁を治すための瘡蓋)、

動脈硬化が起こるのです。


動脈硬化が進行すると、

心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。

心筋梗塞をはじめとする心疾患は、

ガンに次ぐ日本人の死因第2位、

脳梗塞をはじめとする脳血管障害は第4位です。


その恐ろしい動脈硬化の元凶がコレステロールだと言われているのが現状です。


しかし、

そもそもの原因は血管が傷ついたこと、

要は糖質を摂ったことなのです。


断糖していれば、

コレステロールによって動脈硬化が起こるリスクが少なくなるのです。


それにもかかわらず、

『 コレステロール = 体に悪いもの』

というイメージが定着したのはある実験がきっかけでした。


1913年、

アニスコフというロシア人医学者が、

ウサギにコレステロールを含む餌を与えたところ、

動脈にコレステロールが沈着して動脈硬化になりました。

この実験結果から “ コレステロールは危険 ” という考え方が広まったのです。


しかしこれはウサギが草食動物で、

食べた分のコレステロールをきちんと分解・消化できず、

小腸で100%吸収してしまうからです。

肉食動物なら小腸でコレステロールの吸収量が調節されます。

人間も同じで、

コレステロールを大量に摂取したとしても、

ウサギのように全部吸収することはありません。

これは元々人間が肉食動物だったことの証拠ともとれます。


元来、肉食動物だった人間が、

コレステロールの摂り過ぎを心配する必要は実はほとんどありません。

脂質代謝異常症を患っているならともかく、

普通の人なら肉を食べることのメリットの方が大きいと考えていいでしょう。




コレステロールのリスク






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間 黒助





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Posted by ブラックジャックの孫 at 12:51 │間違いだらけの食生活