てぃーだブログ › ブラックジャックの孫 間 黒助 の ガン治療研究ブログ

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2021年01月12日

AIでがん発見、熟練医並み 見逃し防止へ医療機器承認



間 黒助です。




本日こんなニュースがありました。






国立がん研究センターは、

人工知能(AI)を使って、

大腸の内視鏡画像から、

早期の大腸がんや、

がんの手前の段階のポリープを見つけることに成功し、

医療機器として承認されたと発表した。

25万枚の画像を使った学習で、熟練医なみの実力を備えたという。


国がんによると、

大腸がんになりうるポリープの発見率が1%上がれば、

命にかかわる大腸がんが5%減るとされる。


医師の技術のばらつきによる見逃しを減らそうと、

国がんとNECは共同で、

AIを使って診断を補助するソフトウェアの開発を進めてきた。


国がんの山田真善医師らは、

約1万2千種類の早期がんや、

がんになる前のポリープの画像25万枚分をAIに学習させた。


有効性を検証したところ、

判断しやすいタイプの病変は95%を正しく検出し、

熟練医と同等レベルに達していた。

判断しにくいタイプの病変でも78%を検出した。

山田医師は、

「人間が認識しにくいタイプの画像をさらに学習させて精度を高めたい」

と話す。


大腸の内視鏡画像をAIが診断補助する医療機器は、

内視鏡メーカーのオリンパスや富士フイルムに次いで3つ目の承認という。




<1/12(火) 6:30配信 朝日新聞社>











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間 黒助



  


Posted by ブラックジャックの孫 at 15:38ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2021年01月07日

母の子宮頸がん、子に移行 羊水に混入、肺がんに 世界初・国立がん研究センター



間 黒助です。




本日こんなニュースがありました。






母親の子宮頸(けい)がんが出産時に羊水に混入し、

誕生直後の赤ちゃんが初めて泣いた際に、

この羊水を吸い込んで肺がんを発症した例が見つかった。

国立がん研究センターなどの研究チームが、

世界初の例として7日発表した。

論文は米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン電子版に掲載された。


この例は2組あり、

いずれも肺がんを発症したのは男児。

母子のがん細胞の遺伝子を解析したところ、

DNA配列に同じ変異があったほか、

子のがん細胞には男性のY染色体がなかったため、移行したと確認された。

1組目の男児は、

免疫療法薬「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)で治療でき、

2組目の男児は手術で肺がんを切除した。

母親2人は出産後や出産時に子宮頸がんと診断され、その後死亡した。


同センター中央病院の小川千登世・小児腫瘍科長は、

「小児の肺がん患者は100万人に1人もいない上、極めてまれな例だ」

と説明した上で、

「母親の子宮頸がんの発症を予防することが重要」

と訴えている。 


子宮の入り口付近にできる子宮頸がんは、

ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が主因だが、

がんの発症に至るのは感染者の一部。

17歳未満のうちにワクチンを接種すれば発症を予防でき、

定期的な検診によるがんの早期発見で治療できる。


荒川歩・小児腫瘍科医長によると、

今後子宮頸がんの母親が出産する際、

羊水を介した移行が懸念される場合は、

帝王切開を行えば防げると考えられる。

母親のがんの子への移行はこれまで、

皮膚がんなどが胎盤を通る血液を介して移行する例が知られていた。

親子間で遺伝情報が近い上、

子の免疫機能が十分発達していないため、

がん細胞を排除できないとみられる。




<1/7(木) 7:20配信 時事通信>











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間 黒助



  


Posted by ブラックジャックの孫 at 13:20ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2020年12月10日

パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りし始めて8年が経ちました



間 黒助です。



パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りする活動を始めて8年が経ちましたので、

経過を報告したいと思います。



まず、

去年7年経ってから今日までのこの1年間で、

120名弱の方々(8年間合計約800名)の、

パラヒドロキシベンズアルデヒドに関する相談に乗り、

実際にお送りしてきました。

ほとんどの方々が継続していますが、

この1年も副作用らしい症例はありませんでした。


「腫瘍は小さくはなってないけど、大きくもなってなく、体調も安定している」

「腫瘍が小さくなり、マーカーの数値も下がっている」


抗がん剤と併用されてる方も若干名いますので、

「腫瘍が小さくなった」

「マーカーの数値が下がっている」

とのご報告いただいた方々は一時的な抗がん剤の効果も考えられます。

それも踏まえて8年経ちましたが、

こういったメールを今もいただけています。


余命半年や1年と言われ、

それから数年経つ現在もご存命で元気にされている方々が数十名もいます。


この活動をはじめて8年経ち、

試す価値はあるなという想いがさらに強くなってきています。


パラヒドロキシベンズアルデヒドを服用されているほとんどの方が、

ステージⅢ~Ⅳの方々です。

術後予防で飲まれている方、予防目的で飲まれている方も330名ほどいます。


残念な報告ですが、

今年も僕がお送りしている末期ガンの方々5人がお亡くなりになられました。

そのうち4人は1ヶ月半、1ヶ月半、3ヶ月、4ヶ月と、

短期間の少量しか服用できませんでした。


パラヒドロキシベンズアルデヒドのことを知るタイミングや、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを入手するタイミングもありますが、

やはり寂しい気持ちでいっぱいになりました。


ご家族より、


「最初の1本を飲み終える事なく入院してしまい、

コロナの関係で私は面会も出来ないまま、

何もする事が出来ずに無力感を感じております。

その節は早急に対応して頂きありがとうございました。」


「その節はご親切に対応していただき心から感謝しております。

その直前にがんセンターのほうから、

あと1ヶ月くらいの命と言われていましたが、

おかげさまで半年以上も生きることができました。

間さんのお言葉に本人も大きく励まされておりました。

一時はピアノを弾くまでに回復しました。

もっと早くから服用していたらと思うと残念で仕方ありません。

他のがん患者さんらにも間さんのことは伝えております。

本当にありがとうございました。

心から感謝しております。

どうかお身体を大切になさってください。」


等のお言葉をいただきました。

御冥福をお祈り致します。


※連絡なく服用を中止された方々もいますが、

ご存命なのか、お亡くなりになられたのかは定かでありませんので、

そのような方々がいるということも考慮されてください。


ここからは毎年報告する際の重複になりますが、

僕は8年経った今でも、

パラヒドロキシベンズアルデヒドで腫瘍が簡単に消えるなどと、

そこまで期待はしていません。

しかし上記の報告だけでも十分に、

今後のさらなる可能性が楽しみになります。


同じことを書くようですが、

僕は “ 腫瘍が消える ” ということに重点は置いてなくて、

いかに、

“ 毎日をいつもと(健常時と)変わらず穏やかに過ごせるか ”

に重点を置いているので、

「腫瘍は小さくはなってないけど、大きくもなってもいなく、体調も安定している」

という報告だけでも嬉しくなりますし、

何よりメールの文面が明るく前向きな文章に変わってきている感じがするので、

精神的にもプラセボ効果(プラシーボ効果)のように、

何らかの改善があるなら、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを服用する意味はあると思います。


上記の効果についても、

もちろんパラヒドロキシベンズアルデヒドが効いているかどうかは分かりません。

しかし、

問い合わせをしてくる方々のほぼ全員が、

「抗がん剤治療ではなくパラヒドロキシベンズアルデヒドを試してみたい」

と問い合せしてくるので、

上記のほとんどは抗がん剤を投与していない方々の報告です。

なので上記の効果は、ほぼ抗がん剤の効果ではありません。


抗がん剤と併用されていて腫瘍が縮小されている方には、

「抗がん剤の効果であれば必ず増大してきます。絶対に油断はせず用心していきましょう」

とお伝えしています。


現在、

抗がん剤をしながらパラヒドロキシベンズアルデヒドを併用されている方は、

今のところ34名しかいません。

この34名の方は今のところ順調のようです。


毎年書いていますが、

全国に数ヶ所あるパラヒドロキシベンズアルデヒドを処方するクリニックで、

処方を受けている患者さんからも、

かなりの問い合わせを頂いています。

全てが料金に関するもので、

各クリニックの料金を詳しく聞くと、

はじめは安かったのが、

量が増えてくると徐々に高額になり、

一般的な所得の方ではなかなか長い期間続けるのは困難な金額になっています。

自由診療なので高いのはしょうがないかもしれません。

代替療法の多くでは、

患者さんが少し無理をすれば何とか払える、

という程度の金銭が要求されます。

短期間試す程度であればまだしも、

長期間にわたって取り入れるとなると結構な額になってしまいます。

代替医療、特にパラヒドロキシベンズアルデヒドのような、

ガンの患者さんにとっての小さな希望が高額であってはなりません。

代替医療は高いお金をかけてやるものではないと思います。

それがあまりにも高額であれば、

本来の医学的な治療を行う際の妨げになってしまいます。

先端的な自由診療を行うのであれば尚更です。

代替医療に高額なお金をかけるよりも、

個人的には、

そういうお金はできるだけセーブして、

穏やかに過ごしながら、体が動くのであれば伴侶と旅行に行ったり、

効果が期待できる、

科学的根拠のある先端的治療を受ける費用に振り向けるべきだと思っています。


そういった金銭的な部分でお困りの方も、

ぜひご相談されて下さい。


この8年間を見てきての後記になりますが、

パラヒドロキシベンズアルデヒドが効くとはもちろん言えません。

しかし試す価値は十分にあると思います。

治療法や術後予防でお悩みの方々は1度試されてみるといいと思います。


病名、ガンのステージや症状など何回かやりとりをさせていただき、

ある程度の信頼関係が築けた方のみ、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを3週間分は無料でお送りしますので、

お気軽にメールでお問い合わせください。











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Posted by ブラックジャックの孫 at 11:34パラヒドロキシベンズアルデヒド

2020年12月09日

人工乳房をネット販売 乳がん経験者の社会復帰を後押し



間 黒助です。




昨日、こんなニュースがありました。






【新潟】

乳がん手術で乳房を摘出した人のための装着式「人工乳房」のネット販売を、

新潟市の医療用品販売会社「レリエンスメディケア」が始めた。

個別の調整などが要らない新製品を開発し、

外出して来店しにくいコロナ禍でも多くの人に届けられるようにした。


乳がんは日本人女性の9人に1人がかかる。

乳房摘出後には、

肩こりや腰痛などの体調不良のほか、

外見を気にして外出を控えるようになる人もいるという。

手術で乳房を再建する方法もあるが、

再び体にメスを入れることをためらい、

装着式の人工乳房をつける人もいる。


同社はがん患者のためのウィッグ(医療用かつら)を扱っていたが、

2014年からは、

地肌に直接貼り付けて装着するシリコーン製の人工乳房の販売を開始。

オーダーメイドの高価な製品が多いが、

同社の小林勝広代表は、

本物のような見た目を追求しながらも、

1つ15万円からという低価格での製品化に成功した。


温泉にもつけて行けるよう色を調整した製品もあり、

年間70~80個ほどが売れていた。

客の多くは県外在住で、

着用感などを試してもらうため、

購入時には必ず新潟駅近くの店舗まで来てもらっていた。


しかし今年4月、

乳がんを経験した俳優の岡江久美子さんが新型コロナによる肺炎で亡くなると、

客足は途絶えた。

一方で、

「何ヶ月後でもいいから(来店を)予約したい」

「自宅で試せないか」

との問い合わせが寄せられた。


「コロナ禍でも人工乳房を届けたい」

小林さんは、インターネット販売に乗り出すことを決め、開発に着手。

ネット販売では、サイズや形などの細かな調整は難しい。

そこで、下着の下につける用途に特化した製品を新たに開発。

これまでの販売データをもとに、MとLの2種類のサイズを用意した。

製造を委託している茨城県かすみがうら市の工房と、

シリコーンの配合を変えるなど調整したという。

貼り付け面がブラジャーからはみ出ない大きさ、

どんな形状にもフィットする柔らかさを追求した。


価格は両サイズとも9万9千円(税込み)。


10月からウェブサイトで販売を始めた。

1~2年程度使用できるという。

粘着力が弱くなった時や、

術後のくぼみがある場合用にシリコーン製の接着剤も販売している。


小林さんは、

「手術し、社会復帰する方や喪失感に悩む方が元気になる商品。

ぜひ使ってみて欲しい」

と話した。









<2020年12月8日 11時00分 朝日デジタル>




興味のある方は販売サイトのURLを貼っておきますので閲覧くださいね。



注文は販売サイト(https://relience.official.ec/別ウインドウで開きます)から。


問い合わせは電話番号(025-278-9123)、

LINE(@tqb2782o)で。






※ガンについてや、

ガン治療に対して少しでも疑問に思ってること、

ご質問やご相談のある方は、

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真摯なご質問・ご相談には必ず返信致します。

※携帯電話からメールする際はパソコンからメールが届くように設定してて下さい※



【間 黒助へのご質問・ご相談はこちらまで】

kurosukehazama@yahoo.co.jp


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コメントに書いた内容がいきなり公開されることはありません。

公開を控えて欲しい場合はそう書いてもらって結構です。

公開を控えて欲しいというコメントへの返答は、

質問内容を控えてブログの『コメントへの返答』カテゴリーで随時アップします。


少しでも心配事があるなら遠慮せずにコメント下さい。

そんな少しのことで今後が、未来が変わるかもしれません。


僕がご相談やご質問に対してどう返答しても決めるのは自分です。

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間 黒助





  


Posted by ブラックジャックの孫 at 11:23ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2020年12月02日

がん5年相対生存率は68.6% 乳がんなど3部位で9割超え



間 黒助です。




先日こんなニュースがありました。






国立がん研究センターは11月19日、

2010~12年にがんと診断された約14.8万人の、

5年相対生存率は68.6%だったと発表した。

生存率は部位によって差がみられ、

5年相対生存率が90%を超えたがんは、


前立腺がん(100%)、

女性の乳がん(93.6%)、

甲状腺がん(92.6%)の3部位だった。




一方で、

厳しい生存率だった上位3部位は、


膵臓がん(11.1%)、

胆のう・胆管がん(28.9%)、

肝がん(38.1%)――。


いわゆる肝胆膵のがんのアンメット・メディカル・ニーズの高さがわかる。

全てのがんでステージが上がるほど生存率が落ちることも改めて確認され、

膵臓がんステージ4の5年相対生存率は、1.8%だった。


なお、04~07年にがんと診断された約9万人の10年相対生存率は58.3%だった。




生存率には実測生存率と相対生存率があり、

相対生存率はがん以外の死因による死亡などの影響を除外したもの。

実測生存率は死因に関係なく全ての死亡を計算に含めた生存率となる。


今回発表した生存率は、

国がんが全国がんセンター協議会(全がん協)の協力を得て、

全がん協加盟32施設でのがんの診断治療症例を集計したもの。

今回は、10~12年に診断治療を行った32施設14万8226症例を分析した。


前回09~11年症例の5年相対生存率は68.4%だったことから、

今回は0.2ポイント改善したことになる。

ただ、国がんは、

「前回公表の相対生存率と比較した場合、

多くの部位で生存率の上昇を認める一方、

低下している部位を含めて、臨床的に意味のある変化は認められない」

としている。




『 ステージ4の5年生存率 胃がん6.6%、肺がん6.3% 』

部位別の全病期の5年相対生存率は、


食道48.9%(前回調査46.0%)、

胃74.9%(74.9%)、

大腸76.5%(76.8%)、

肝38.1%(37.0%)、

胆のう・胆管28.9%(28.6%)、

膵臓11.1%(9.9%)、

喉頭82.0%(79.5%)、

肺46.5%(45.2%)、

乳(女)93.6%(93.7%)、

子宮頸75.7%(76.8%)、

子宮体86.3%(86.4%)、

卵巣65.3%(66.2%)、

前立腺100.0%(100.0%)、

腎臓など69.9%(69.4%)、

膀胱68.5%(69.0%)、

甲状腺92.6%(92.4%)――だった。




ステージ1の場合、

多くのがんで5年相対生存率は90%を超える一方、

90%未満のがんとして、


食道88.8%、

肝63.2%、

胆のう・胆管57.3%、

膵臓47.5%、

肺84.6%、

膀胱88.7%――が確認された。




ステージ4の場合の5年相対生存率は厳しく、

相対生存率が10%を下回ったがんは、


胃6.6%、

肝2.8%、

胆のう・胆管2.6%、

膵臓1.8%、

肺6.3%――となった。





患者数の多い肺がんはタイプによって予後が異なる。

5年相対生存率は、

肺腺がんのステージ1で90.6%、ステージ4で9.3%だったが、

肺扁平上皮がんは同68.8%、2.4%、

小細胞肺がんは同63.9%、2.0%――だった。




『 10年相対生存率は1.1ポイント改善 』

10年相対生存率は、

04年~07年に診断治療を行った21施設9万4392症例を分析したものとなる。

前回調査は03年~06年の症例を用いたもの。

全部位、全病期による10年相対生存率は今回、

前回調査(57.2%)から1.1ポイント改善したが、

国がんは、5年生存率と同じく10年生存率についても、

前回調査と比較して「臨床的に意味のある変化は認められない」としている。




部位別の全病期の10年相対生存率は、


食道31.8%(前回調査30.9%)、

胃66.8%(65.3%)、

大腸68.7%(67.8%)、

肝16.1%(15.6%)、

胆のう・胆管19.1%(18.0%)、

膵臓6.2%(5.3%)、

喉頭63.3%(61.9%)、

肺32.4%(30.9%)、

乳(女)86.8%(85.9%)、

子宮頸68.7%(68.8%)、

子宮体81.6%(81.2%)、

卵巣48.2%(45.3%)、

前立腺98.8%(97.8%)、

腎臓など62.8%(64.0%)、

膀胱61.1%(62.6%)、

甲状腺85.7%(84.1%)――だった。




<ミクスOnline2020年11月26日 (木)配信>











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Posted by ブラックジャックの孫 at 11:04ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2020年11月21日

HPVワクチン、日本でも男性に接種拡大へ 12月4日に厚労省審議会で審査



間 黒助です。




昨日、こんなニュースがありました。






子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐとして、

日本では女性のみが接種対象として承認されているHPVワクチン。

公費でうてる定期接種も小学校6年生から高校1年の女子が対象となっている。

しかし、HPVは、

男性もかかる中咽頭がん、肛門がん、陰茎がんなどの原因となることでも知られている。

HPVワクチン「ガーダシル」を製造販売しているMSD株式会社が、

男性への適応拡大を承認申請しているのを受けて、

厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は12月4日、

男性接種への適応拡大について審査することを決めた。

先進国では男性への接種が当たり前になっており、

日本は周回遅れで世界標準に追いつこうとしている。




『 4価ワクチンを男子にも適用申請 』

HPVには200種類ほど型があるとされ、

性交経験がある人の8割が感染しているありふれたウイルスだ。

MSDが製造販売しているのは、

HPVの中でも特にがんになりやすい「16型」「18型」、

性器にできる良性のいぼである「尖圭コンジローマ」の原因となる「6型」「11型」の、

計4種類を防ぐ4価ワクチン「ガーダシル」。

このワクチンについて、

MSDは今年2月12日男性にも、

適用を拡大するよう製造販売承認の一部変更を承認申請していた。

HPVは中咽頭がん、陰茎がん、肛門がんなど、

男性のかかるがんにも関わることがわかっており、

異性間・同性間問わず性的接触でうつしあう。

国立がん研究センターによると、

中咽頭がんは日本で年間約1800人が診断され、

男性が女性の5倍近くにのぼる。

北海道大学大学院生殖・発達医学分野の特任講師の、

シャロン・ハンリー氏のデータによると、

世界では77ヶ国が男子接種を承認し、

アメリカ、イギリス、オーストラリアなど24ヶ国で公費接種も行われている。

世界では男子も含めて公費接種の国が増えてHPVワクチン不足となっており、

男性と成人女性は若年女性を優先するようWHOが推奨するほどだ。

ほとんどうたれずに余っている日本への医療ツーリズムも盛んに行われてきた。

そんな中で、

日本の男性は接種後に何か問題があった場合も、

公的補償の枠外で自己責任でうつことしかできなかった。




『 MSD広報「広く接種されることを望む」定期接種化も 』

MSD広報は今回、

適応拡大が求められている男性の対象年齢などは、

「承認されるまでは明かせない」

として公表していない。

承認後は速やかに販売を始めたいとしている。

女性のように無料でうてる定期接種になるかどうかについては、

「今後の厚労省での議論になる」

とするが、

「子宮頸がんに限らず、

HPV関連疾患の予防のために広く接種されることを望みます」

として定期接種化を期待しているという。




<11/20(金) 17:02配信 BuzzFeed Japan>











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2020年09月28日

ヘアカラーの使用はがんリスクと関連するのか ~11万7,200人の女性を36年間追跡、米研究~



間 黒助です。




先日こんなニュースがありました。






ヘアカラーリング剤(ヘアカラー)に発がん性物質が含まれているのではないか。

そんな心配をしている人々を安堵させる研究結果が、

米ハーバード大学医学大学院および、

ブリガム・アンド・ウイメンズ病院のYin Zhang氏らにより、

「BMJ」9月2日オンライン版に発表された。

自宅でパーマネントヘアカラー(永久染毛剤)を使用しても、

ほとんどのがんの発症やがんによる死亡のリスクの増加とは、

関連しないことが明らかになったという。


米国およびヨーロッパでは、

40歳以上の女性の50~80%、

男性の10人に1人が、

髪の毛を染めているという。

米国がん協会(ACS)によると、

米食品医薬品局(FDA)は、

ヘアカラーを化粧品として規制しているが、

安全面の責任の大部分は製造業者任せである。

米国およびヨーロッパで使用されているヘアカラーの約80%は、

髪の根元が伸びて、

髪色に段差ができるまで色持ちするパーマネントヘアカラーである。

しかし、研究チームによると、

この広範に使用されているパーマネントヘアカラーこそが、

がんの発症リスクについて大きな潜在的懸念を引き起こしていると指摘する。


では、何が問題なのか。

ACSの説明によると、

過去に実施された複数の研究で、

パーマネントヘアカラーに含まれている、

芳香族アミン、フェノール系、過酸化水素などの成分により、

さまざまな問題が引き起こされる可能性が示唆されているのだという。

例えば、ある研究では、

ヘアカラーの使用と血液がんおよび乳がんとの関連が示されている。

ただし、ACSは、

これらの研究では一貫した結果が得られておらず、

また、カラーに使われる成分は、

製品ごとに異なっている上に、

経時的に含有成分が変化する可能性もあるため、

同様の条件下で研究を実施して結果を比較することは困難であるともしている。


こうした中、

ヘアカラーの個人的な使用とがんリスクとの関連について理解を深めるべく、

Zhang氏らは、

米国で1976年に始まり、

現在も継続中の試験、

Nurses' Health Studyの参加者11万7,200人のデータの解析を行った。

試験開始時にがんに罹患していた対象者はいなかった。

対象者のパーマネントヘアカラーの使用状況は、

過去のものも含め、全て報告されていた。


36年に及ぶ追跡の結果、

パーマネントヘアカラーの使用歴がある人では、

使用歴がない人と比べて、

ほとんどのがんの発症リスクと、

がんによる死亡リスクの上昇は認められなかった。

これらのがんには、

膀胱、脳、大腸、腎臓、および肺のがん、

血液がん、皮膚がん(扁平上皮がん、メラノーマ)、

乳がん〔エストロゲン受容体(ER)陽性乳がん、

プロゲステロン受容体(PgR)陽性乳がん、

ホルモン受容体陽性(ER陽性/PgR陽性)乳がん〕が含まれる。

一方、皮膚がんの一種である基底細胞がんの発症リスクには、わずかな上昇が認められた。


また、パーマネントヘアカラーの累積使用量の多さは、

卵巣がんと乳がんの発症リスク上昇と関連し、

乳がんでは特に、

ER陰性乳がん、

PgR陰性乳がん、

および、

ホルモン受容体陰性(ER陰性/PgR陰性)乳がんの発症リスクが、

大きく上昇する可能性が示された。

さらに、髪色ごとに解析したところ、

生まれつき濃い髪の色(黒髪やダークブラウン)の女性では、

ホジキンリンパ腫の発症リスクの上昇、

生まれつき薄い髪の色(金髪やライトブラウン)の女性では、

基底細胞がんと乳がんの発症リスクの上昇との関連が認められた。


研究チームは、

結果について、

「パーマネントヘアカラーの使用により、

ほとんどのがんの発症リスクが大幅に上昇するということは考えにくい」

と結論付けている。

ただ、今回の研究は観察研究であり、

パーマネントヘアカラーとがんの発症の因果関係を証明するものではないことも補足している。

その上で、

「今回の研究で得られた、

パーマネントヘアカラーの使用とがん発症の関連に関するエビデンスは、

決定的なものではない」

とし、

「さらなる調査が必要だ」

と述べている。




<国際医学短信2020年9月23日 (水)配信>











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間 黒助



  

Posted by ブラックジャックの孫 at 10:04ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2020年07月08日

頭頸部扁平上皮がんのメトホルミン、がん微小環境を好転



間 黒助です。




多忙で海外のがんに関する記事のチェックが最近できていなかったので、

先日チェックすると、

去年(2019年)の10月にこんな記事があったので、和訳しておきます。




【頭頸部扁平上皮がんのメトホルミン、がん微小環境を好転】

頭頸部扁平上皮がん患者36例から採取した原発腫瘍検体を対象に、

切除術前のメトホルミン投与による免疫細胞浸潤への効果を後ろ向き解析で検討。

患者の16例はヒトパピローマウイルス(HPV)陽性、20例は陰性だった。


治療前の腫瘍検体と比較した結果、

メトホルミン治療は、

検証した腫瘍内領域でのFOXP3陽性T細胞の41.4%低下(P=0.004)、

および、

腫瘍前縁の腫瘍周囲間質に存在するCD8陽性T細胞の66.5%増加(P=0.021)と関連し、

CD8陽性/FOXP3陽性細胞の比率の増加が、

腫瘍内および腫瘍周囲間質内で見られた(いずれもP<0.001)。

メトホルミンの効果はHPVの有無に関係なく認められた。




原文を読む(英文)




<Laryngoscope2019年10月25日 (金)配信>




「メトホルミン」とは糖尿病治療薬ですが、

糖分(糖質)が体に入ると、血糖値が上がり、インスリンが分泌されます。

このインスリンの働きで、臓器は糖を取り込み、エネルギーとして使います。

糖が放出されなかったり、ブドウ糖が吸収されなければ、

血液中の糖が減り、インスリン分泌も抑えられます。

このように、

「糖が放出されない、ブドウ糖が吸収されない」

ようにするのがメトホルミンです。




上記のメトホルミンの簡単な効能を読むだけで、

「がんの唯一の栄養分である糖の吸収を抑えることができるのなら、

がんの発生(予防)や増大を抑えることができそうだな……。」

と感じると思います。


『 がん メトホルミン 』


でインターネット検索されてみてください。

かなりの記事があり、

臨床試験でがんに対して効果があった等、

数々の科学的に立証されたデータもあります。

また、

「メトホルミンで治療している糖尿病患者は長生き」

というデータもあり、

アンチエイジング効果もあるということが立証されているというわけです。

いかに食事で摂る糖が体に悪いかを改めて感じます。


僕も糖尿病ではありませんがメトホルミンを毎日服用していまして、

そういったこともあり、

過去にメトホルミンについていくつか記事にしたと思っていましたが、

僕自身の記事を検索してみると1つしか記事にしていませんでした。

反省です。


2017年には、

「メトホルミン」が、

がんを増やす「制御性T細胞」を抑制し、

がんの治療に効果的であることを解明した岡山大学の研究チームの論文が、

最も評価の高い世界五大医学雑誌の1つ 『 Lancet (ランセット) 』 に掲載されました。

その原文をPDFで載せておきますが、

英文記事ですので、


『 岡山大学 メトホルミン 』

『 岡山大学 メトホルミン がん 』


などのワードを入れてインターネット検索されてみてください。

日本語記事がたくさん出てきますので、興味のある方は検索してご一読ください。


原文を読む(英文PDF)




メトホルミンは糖尿病治療薬であり、

購入するには処方箋が必要なので、

糖尿病ではない方は処方してもらえません。


購入したい場合は個人輸入で購入する方法があります。

個人輸入とは、

「個人で使用する分を少量、個人輸入する」

という法律で認められている購入方法ですのでご安心ください。


個人輸入に関しては、

購入する個人輸入サイトを読んだ方が、

より詳しく内容を把握できると思います。

メトホルミンのページを貼っておきますので、

「はじめてのお客様」という項目をご一読ください。



メトホルミン 850mg











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2020年06月21日

中性子線当て、がんだけ破壊 頭頸部治療、「純国産」技術で開始



間 黒助です。




先日こんな医療ニュースがありました。






がんの患者に中性子線を照射して、

がん細胞だけを選択的に破壊する、

「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」

による頭頸部(とうけいぶ)がんの治療が6月、世界に先駆けて国内で始まった。

開発に約半世紀をかけた「純国産」技術で、

既存の方法に続く治療法として期待される。


中性子線は放射線の一種だが、

BNCTは従来の放射線治療とは仕組みが異なる。

このため、手術▽抗がん剤▽放射線▽がん免疫療法……に続く治療法にと期待されてきた。

1回の照射で高い効果が見込まれ、副作用も少ない。

再発がんなど治療の難しいがんに有効な場合もあるとされる。


2020年3月、

ホウ素薬剤「ステボロニン」(ステラファーマ社)と、

病院などの施設でも中性子線を生み出せる

加速器「ニューキュア」(住友重機械工業)

の製造販売が国から承認され、

6月までに公的医療保険の適用を受けた。

現在、

設備のある南東北BNCT研究センター(福島県郡山市)と、

関西BNCT共同医療センター(大阪府高槻市)で治療が可能だ。


保険適用に先立ち、

「評価療養」として南東北BNCT研究センターで、

咽頭(いんとう)がんの50代男性に行われた治療は、

1回の照射で無事終了した。

手術や放射線治療を受けたが再発を繰り返し、

他の方法では治療が困難だったという。

高井良尋センター長は、

「がん治療のパラダイムシフトになりうる」

と語る。


BNCTは、なぜ効果が期待できるのか。

ポイントは、がん細胞が増殖時にホウ素を取り込みやすいという性質だ。


患者に点滴でホウ素が含まれる薬剤を投与すると、

ホウ素はがん細胞だけに取り込まれる。

数日後、中性子線を患部に約数十分間照射すると、

中性子線は正常細胞を通過し、

がん細胞に取り込まれたホウ素に衝突。

ホウ素の核分裂によってリチウムとアルファ線が生じ、

アルファ線ががん細胞を内部から破壊するという仕組みだ。


一方、

体の深い所は治療に必要な量の中性子線が届かない。

このため体表に近い喉や口腔(こうくう)、鼻など頭頸部のがん治療に向いている。




●開拓者と原子炉

研究を手がける小野公二・大阪医大BNCT共同臨床研究所長は、

世界に先駆けた実用化の立役者として、

「2人の開拓者」と「研究用原子炉」の存在を挙げる。


BNCTの研究は、

英物理学者が中性子を発見した約20年後、米国で始まった。

研究グループは悪性脳腫瘍の患者約60人を対象に臨床研究を行ったが、

治療後の平均余命が半年未満という結果に終わり、

10年間で研究は終わった。


その後、1968年に国内で初めて研究を始めたのが、

米国グループの研究者に師事した東京大の脳外科医、

畠中坦(ひろし)氏(その後帝京大教授、故人)だった。

ただ、有効性を示す結果が得られたものの、

悪性脳腫瘍は当時治らない病気とされ、

他の医師らにはなかなか認められなかったという。


そんな中、

皮膚科医で神戸大教授だった三島豊氏(故人)が、

がん細胞がホウ素を取り込みやすいよう工夫された新しい薬剤を開発。

87年に皮膚がんの一種、悪性黒色腫の患者への研究を始めた。

さらに生物学、化学、物理学、放射線学の専門家でチームを作り、

本格的な治療へ育てる体制を整えた。

2人からバトンを受け取ったのが、

当時京都大原子炉実験所(現在の複合原子力科学研究所)にいた小野さんだった。


小野さんたちは、

悪性脳腫瘍や頭頸部がんの治療研究実績を着実に積み重ねた。

その実績とともに研究拠点は関西をはじめ全国へ広がり、大きなネットワークに育った。

小野さんは、

「原子炉を中心に人が集まっていった。

炉がなければ研究はできなかった」

と研究用原子炉の意義を強調する。




●他部位にも応用へ

BNCTは頭頸部がんに続き、

悪性脳腫瘍も早ければ年内に承認される見込みだ。

また、国立がん研究センターでは、

別の加速器を使った皮膚がん治療の研究が進む。

中性子線の出力や、

ホウ素のがん細胞への集まりやすさを高めることで、

さらに幅広い種類のがんに使える可能性があるという。


一方、ペット動物のがん治療への応用も考えられている。

犬や猫などは人間より体が小さく、手術は難しい。

逆に中性子線は患部に届きやすく治療効果が見込める。


京大複合原子力科学研究所の鈴木実教授は、

「頭頸部がんに最初の保険適用が認められたことは大きい。

臨床研究もやりやすくなり、BNCTの研究はさらにスピードアップしていくだろう」

と話している。




<2020年6月18日 (木)配信毎日新聞社>











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2020年06月10日

がん細胞に治療遺伝子を高効率運搬



間 黒助です。




先日、こんなニュースがありました。






【東芝と信州大、細胞のなかでのみ分解する6種類の脂質でできた生分解性リポソーム活用】

東芝と信州大学は、

標的となるがん細胞に治療遺伝子を高効率に運ぶ技術を開発した。

細胞の中でのみ分解する、

6種類の脂質でできた東芝独自の100ナノメートルほどの生分解性リポソームを活用。

脂質の組成を制御することで、

がん細胞にだけ遺伝子を正確に導入できる。

T細胞腫瘍(T細胞型急性リンパ性白血病)への治療遺伝子の運搬において、

正常T細胞と比較して30倍以上の運搬量と、

400倍以上の遺伝子発現を実現しており、

3年後の臨床試験(治験)入りを目指す。


遺伝子をがん細胞の中に運んで、

細胞の機能を修復・増強する遺伝子治療では、

運搬体にウイルスを用いられることが多く、

安全性や標的性に課題もある。

そこで両者はウイルスを使わない運搬体として、

生分解性リポソームを活用する共同研究を進めてきた。


リポソームの脂質組成の最適化には人工知能(AI)技術を応用。

数百種類の組み合わせの中から最適なものを見つけ出した。

血液がんの細胞に選択的に治療遺伝子を運ぶ技術は世界で初めて。

成果を基に東芝では、

「医薬品レベルで使えるリポソームを作るビジネスに特化する」
(東芝研究開発センターの菅野美津子技監)

との将来像を描く。


実用化に向けた今後の課題について、

信州大学医学部の中沢洋三教授は、

「治療効果の精度を上げる投与方法や投与量の検討も進めるが、

新規の薬剤を目指すことになるので安全性を確認する必要がある」

と話す。

今回はT細胞腫瘍という血液がんを対象にしたが、

「成分の組み合わせを変えることで、ありとあらゆるがんに応用が利く」

とみて研究を進めていく考えだ。




<化学工業日報2020年6月1日 (月)配信>











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2020年04月09日

国立がん研究センター、国内全臨床試験が検索可能に<患者参画促す>



間 黒助です。




先日こんなニュースがありました。






国立がん研究センターは3月27日、

国内で実施されたがんに関する全臨床試験情報を検索できるようになったと発表した。

臨床試験の解説とともに、

「がん情報サービス」での公開に踏み切った。

希少がんなどでは、

患者の参画のハードルがあると指摘され、

これが抗がん剤の開発の遅れにもつながっていると指摘されている。

同サービスでは、

チャット形式での検索を可能にするなど、

患者をサポートし、

患者参画を後押しする。


今回追加されたのは、

『 jRCT (Japan Registry of Clinical Trials:臨床 研究実施計画・研究概要公開システム) 』

のデータ。


特定臨床研究に加え、

治験・医師主導治験や再生医療等研究の登録が行われていることから、

国がんでは、

「ワンストップで必要な情報を抽出することができる」

と意義を強調している。

検索できるのは、

企業治験、医師主導治験、拡大治験、

先進医療A・B、医師・研究者主導臨床試験、患者申出療養—。


これまでは、

大学病院医療情報ネットワーク研究センター(UMIN センター)、

日本医薬情報センター(JAPIC)、

日本医師会治験促進センターから提供されたデータで、

データベースが構築されていた。


同サイトは、

患者らが臨床試験について必要な基礎知識が得られ、

国内の臨床試験情報を網羅的に検索できるウェブサイトとして、

2006 年から情報提供を開始していた。




リンクを貼っておきますので気になる方はチェックされてみてください。

↓↓↓

がんの臨床試験を探す






<ミクスOnline2020年4月5日 (日)配信>











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Posted by ブラックジャックの孫 at 09:30ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2020年03月29日

パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りし始めて7年が経ちました(3/29再更新)



間 黒助です。



パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りする活動を始めて7年が経ちましたので、

経過を報告したいと思います。



まず、

6年経ってから今日までのこの1年間で、

100名弱の方々(7年間合計約680名)の、

パラヒドロキシベンズアルデヒドに関する相談に乗り、

実際にお送りしてきました。

ほとんどの方々が継続していますが、

この1年は副作用らしい症例はありませんでした。


「腫瘍は小さくはなってないけど、大きくもなってなく、体調も安定している」

「腫瘍が小さくなり、マーカーの数値も下がっている」


抗がん剤と併用されてる方も若干名いますので、

「腫瘍が小さくなった」

「マーカーの数値が下がっている」

とのご報告いただいた方々は一時的な抗がん剤の効果も考えられます。

それも踏まえて7年経ちましたが、

こういったメールを今もいただけています。


また、

「余命宣告をされましたが、父の容態が持ち直してきました。」

等のメールもたくさんいただきました。

余命半年や1年と言われ、

それから数年経つ現在もご存命で元気にされている方々が数十名もいます。


この活動をはじめて7年経ち、

試す価値はあるなという想いがさらに強くなってきています。


パラヒドロキシベンズアルデヒドを服用されているほとんどの方が、

ステージⅢ~Ⅳの方々です。

術後予防で飲まれている方、予防目的で飲まれている方も270名ほどいます。


残念な報告ですが、

今年も僕がお送りしている末期ガンの方々4人がお亡くなりになられました。

3人は1ヶ月半、1ヶ月半、3ヶ月と、

短期間の少量しか服用できませんでした。


パラヒドロキシベンズアルデヒドのことを知るタイミングや、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを入手するタイミングもありますが、

やはり寂しい気持ちでいっぱいになりました。

ご家族より、

「面識もないのに親切に接してくださり、色々とお世話になりました。

本当にありがとうございました。」等のお言葉をいただきました。

御冥福をお祈り致します。


※連絡なく服用を中止された方々もいますが、

ご存命なのか、お亡くなりになられたのかは定かでありませんので、

そのような方々がいるということも考慮されてください。


僕は7年経った今でも、

パラヒドロキシベンズアルデヒドで腫瘍が簡単に消えるなどと、

そこまで期待はしていません。

しかし上記の報告だけでも十分に、

今後のさらなる可能性が楽しみになります。


同じことを書くようですが、

僕は “ 腫瘍が消える ” ということに重点は置いてなくて、

いかに、

“ 毎日をいつもと(健常時と)変わらず穏やかに過ごせるか ”

に重点を置いているので、

「腫瘍は小さくはなってないけど、大きくもなってもいなく、体調も安定している」

という報告だけでも嬉しくなりますし、

何よりメールの文面が明るく前向きな文章に変わってきている感じがするので、

精神的にもプラセボ効果(プラシーボ効果)のように、

何らかの改善があるなら、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを服用する意味はあると思います。


上記の効果についても、

もちろんパラヒドロキシベンズアルデヒドが効いているかどうかは分かりません。

しかし、

問い合わせをしてくる方々のほぼ全員が、

「抗がん剤治療ではなくパラヒドロキシベンズアルデヒドを試してみたい」

と問い合せしてくるので、

上記のほとんどは抗がん剤を投与していない方々の報告です。

なので上記の効果は、ほぼ抗がん剤の効果ではありません。


抗がん剤と併用されていて腫瘍が縮小されている方には、

「抗がん剤の効果であれば必ず増大してきます。絶対に油断はせず用心していきましょう」

とお伝えしています。


現在、

抗がん剤をしながらパラヒドロキシベンズアルデヒドを併用されている方は、

今のところ28名しかいません。

この28名の方は今のところ順調のようです。


毎年書いていますが、

全国に数ヶ所あるパラヒドロキシベンズアルデヒドを処方するクリニックで、

処方を受けている患者さんからも、

かなりの問い合わせを頂いています。

全てが料金に関するもので、

各クリニックの料金を詳しく聞くと、

はじめは安かったのが、

量が増えてくると徐々に高額になり、

一般的な所得の方ではなかなか長い期間続けるのは困難な金額になっています。

自由診療なので高いのはしょうがないかもしれません。

代替療法の多くでは、

患者さんが少し無理をすれば何とか払える、

という程度の金銭が要求されます。

短期間試す程度であればまだしも、

長期間にわたって取り入れるとなると結構な額になってしまいます。

代替医療、特にパラヒドロキシベンズアルデヒドのような、

ガンの患者さんにとっての小さな希望が高額であってはなりません。

代替医療は高いお金をかけてやるものではないと思います。

それがあまりにも高額であれば、

本来の医学的な治療を行う際の妨げになってしまいます。

先端的な自由診療を行うのであれば尚更です。

代替医療に高額なお金をかけるよりも、

個人的には、

そういうお金はできるだけセーブして、

穏やかに過ごしながら、体が動くのであれば伴侶と旅行に行ったり、

効果が期待できる、

科学的根拠のある先端的治療を受ける費用に振り向けるべきだと思っています。


そういった金銭的な部分でお困りの方も、

ぜひご相談されて下さい。


この7年間を見てきての後記になりますが、

パラヒドロキシベンズアルデヒドが効くとはもちろん言えません。

しかし試す価値は十分にあると思います。

治療法や術後予防でお悩みの方々は1度試されてみるといいと思います。


病名、ガンのステージや症状など何回かやりとりをさせていただき、

ある程度の信頼関係が築けた方のみ、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを3週間分は無料でお送りしますので、

お気軽にメールでお問い合わせ下さい。









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Posted by ブラックジャックの孫 at 09:44パラヒドロキシベンズアルデヒド

2020年03月24日

がん5年生存率は68.4%と発表 膵がんで9.9%と部位別で差も



間 黒助です。




本日こんなニュースがありました。






国立がん研究センターは3月17日、

2009~11年にがんと診断された約14万人の5年生存率は、

68.4%だったと発表した。

部位別では、

前立腺がんや乳がんなどが90%を超えた一方、

膵がんは10%を下回る結果となり、

診断や治療面での課題が浮き彫りになった。




詳細は、

http://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/

で公開されている。




調査は、

09年から11年にかけて全国がんセンター協議会に加盟する32施設で、

診断・治療を行った14万2947例が対象。

がん以外で亡くなる影響を除いて生存率を算出した。


その結果、

全部位の5年生存率は68.4%で、

前回公表した2008年から10年にかけて診断された症例では、67.9%となっていた。

1997年から99年にかけての61.8%と比較すると、

徐々に改善傾向がみられる結果となった。


国立がん研究センターは、

「97年から99年症例と比較した場合、

相対生存率は改善しているが、

前回公表(08年から10年症例)と比較した場合、

臨床的に意味のある変化は認められない」

としている。


22種の部位別では、

最も高かったのは前立腺で100%。

女性の乳(93.7%)、

甲状腺(92.4%)、

子宮体(86.4%)と続いた。

一方、

最も低かったのは膵で9.9%だった。

胆のう胆道(28.6%)、

肝(37%)、

肺(45.2%)、

食道(46%)も低かった。


10年生存率については、

2003年から06年にかけて、

診断や治療を行った19施設8万708症例を分析した結果、

57.2%だった。

2002年から05年にかけて診断された症例が対象となる前回の生存率は56.4%だった。


18種の部位別では、

前立腺がんが97.8%で最高。

乳(85.9%)、

甲状腺(84.1%)、

子宮体(81.2%)と続いた。

一方最も低かったのは、

膵で5.3%。

肝(15.6%)、

胆のう胆道(18%)、

食道(30.9%)、

肺(30.9%)なども低くなった。




<ミクスOnline2020年3月24日 (火)配信>











※ガンについてや、

ガン治療に対して少しでも疑問に思ってること、

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間 黒助




  

Posted by ブラックジャックの孫 at 18:50ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2020年03月17日

性的パートナーの数が多い人はがんリスクが高い?<関連は男性に比べ女性で強い、英研究>



間 黒助です。




先日、こんなニュースがありました。






これまでの人生で性的関係を持った人の数が多い人は、

がんリスクが高い可能性があるとする研究結果を、

英アングリア・ラスキン大学の Lee Smith 氏らが、

「BMJ Sexual & Reproductive Health」2月13日オンライン版に発表した。

生涯の性的パートナーの数が10人以上の人は、

それよりも少ない人と比べて、

がんと診断される率が高かったことが示されたという。


Smith 氏らは、

英国の50歳以上の男女を長期にわたって追跡調査している、

ELSA(English Longitudinal Study of Aging)研究のデータを利用して、

性的パートナーの数と自己報告に基づくがんの診断との関連について検討した。

研究参加者は、

2012~2013年に、

性的パートナーの数に関する質問に回答した5,722人(男性2,537人、女性3,185人)。

平均年齢は64歳で、

約4人中3人が既婚者だった。

また、

性的パートナーの数が0~1人と報告した人の割合は、

男性で28.5%、

女性で41%弱、

10人以上と報告した人の割合は、

男性で22%、

女性で8%弱であった。


解析の結果、

性的パートナーの数を10人以上と報告した女性は、

0~1人と報告した女性に比べ、

がんと診断されていた率が91%高かった。

男性でも同様の傾向が認められ、

性的パートナーの数を10人以上と報告した男性は、

0~1人と報告した男性に比べ、

がんと診断されていた率が69%高く、

また、

2~4人と報告した人に比べ57%高かった。


この結果についてSmith氏は、

「以前の研究で、

一部の性感染症(STI)が、

いくつかの種類のがんのリスクを上昇させ得ることが報告されていたため、

このような結果が出ることは予想していた」

と話す。

そして、

「実際、性的パートナーの数が多いほど、

STI に罹患する確率は高まる」とした上で、

性的パートナーの数が多い人でがんリスクが上昇する主な要因は、

STI である可能性が高い。

一方、我々の研究では、

性的パートナーが多い人には、

喫煙や飲酒などのがんリスクを高め得る行動が多く見られる傾向があった」

と説明している。


また、

性的パートナーの数とがんリスクとの関連に男女差が認められた点については、

「男性よりも女性でがんリスクが高いという結果は興味深い。

これは、

HPV(ヒトパピローマウイルス)によるリスクの上昇度は、

男性の陰茎がんよりも、

女性の子宮頸がんの方が高いことからも分かるように、

女性では一部の STI とがんがより強く関連しているからではないか」

と考察している。


この研究には関与していない、

米マウントサイナイ・アイカーン医科大学産婦人科、

生殖科学准教授の Konstantin Zakashansky 氏は、

「興味深い研究ではあるが、

性体験とがんの診断歴はいずれもデリケートな問題であるため、

研究参加者が正確に回答したかどうか疑問が残る。

また、記憶に頼った回答である点からも不正確さは免れず、

結果に歪みが生じている可能性もある」

として、

今回の研究から有意義な結論を導き出すことは難しいとの考えを示している。


米国がん協会(ACS)の Mia Gaudet 氏は、

Zakashansky 氏の指摘に同意しながらも、

「既に HPV やB型肝炎ウイルスなどががんリスクを高めることは知られているが、

今回の研究結果は全般的にそれを支持するものであり、

今後、さらに検討する必要性が示されたといえる」

とコメント。

また、

「セクシュアルヘルスはタブー視されることが多く、

これまで十分に検討されてきたとは言えない。

今回の研究は完璧ではないが、

この研究分野について情報を得る際には有用だ」

と話している。




<国際医学短信 2020年2月27日 (木)配信>











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Posted by ブラックジャックの孫 at 09:25ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2019年11月25日

一滴の血液からがん識別、2時間以内に…東芝など開発



間 黒助です。






本日こんなニュースがありました。






東芝は25日、

一滴の血液から、

13種類のがんにかかっているかどうかを短時間で高精度に識別出来る技術を、

東京医科大や国立がん研究センターと共同開発したと発表した。

早期の実用化に向け、2020年から実証実験を始める。


東芝が開発した検査装置で、

血液中の微少な物質「マイクロRNA」の濃度を測定する。

がん細胞と正常な細胞では、

マイクロRNAの種類が異なるといい、

がんの有無が99%の精度で分かるという。


血液採取から2時間以内に検査結果がわかり、

小型の装置とチップを使うため、

検査費用もこれまでより安くなると見込まれている。


東芝は経営危機から脱却するため、

16年に医療機器子会社をキヤノンに売却したが、

18年に公表した経営再建策で、

精密医療を中心に再び医療事業に注力すると表明した。




<11/25(月) 17:28配信 読売新聞オンライン>











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Posted by ブラックジャックの孫 at 17:42ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2019年10月17日

肺がん位置、チップで特定 切除少なく、京大手術成功



間 黒助です。




昨日、こんなニュースがありました。






目で確認できない微小な肺がんのそばにマイクロチップを入れ、

患部を正確に検知できる装置を世界で初めて開発し、

胸腔(きょうくう)鏡手術に成功した、

と京都大医学部などのチームが15日、発表した。

切除部位を少なくでき、肺機能の温存につなげられるという。


肺がん手術では、

コンピューター断層撮影(CT)などで事前にがんの場所を確認する。

しかし、

早期発見された10ミリ以下ぐらいの微小がんでは、

手術に必要な処置に伴って肺の形が変わり、

患部の正確な特定が難しく、

部位周辺の広い範囲を切除することが多かった。

がん部位に色素を注入し切除する方法もあるが、

色素が拡散するケースがあった。


チップは直径1.8mm、

長さ7mmのコイル状で、

棒状のアンテナを近づけると音が出る。

事前にチップをがんのそばに入れ、

胸部に開けた穴からアンテナなどを挿入し、

音のほか胸腔鏡による映像で部位を確認しながら切除する。


手術は9月、70代女性に実施し、経過は良好という。

今後、乳がんへの応用なども目指す。


執刀医の佐藤寿彦(さとう・としひこ)福岡大医学部准教授(開発当時京大准教授)は、

「日常的に使われるマイクロチップを医療機器に応用した画期的な装置。

世界中の肺がん手術で役立ててほしい」

と話した。




<2019年10月16日 (水)配信共同通信社>











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Posted by ブラックジャックの孫 at 10:56ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2019年09月23日

※再掲※がんが全身に転移…余命3カ月の男性が犬の駆虫薬で完治?



間 黒助です。




今年(2019年) 5月20日に掲載した記事に追記したものです。

ご一読ください。






全身にがんが転移し、

「余命3ヶ月」と宣告された米国の男性が、

犬の駆虫薬を飲むことで完全回復したというニュースが世界中の注目を集めている。

英紙「サン」(4月27日付電子版)などによると、

この男性はオクラホマ州エドモンドに住むジョー・ティッペンズさん。


2016年に小細胞肺がん(SCLC)と診断されて治療を始めたが、

2017年1月には、

がんは胃、首、脾臓、骨など全身に転移し、手の施しようのない状態になった。


医者からは、

「ここまで転移しては回復の見込みは約1%です。余命は3ヶ月ほど」

と宣告された。


ジョーさんは、

「余命を1年まで伸ばせるかもしれない」

という実験療法に参加すると同時に、

何か奇跡を起こす別の方法はないものか、とあれこれ調べていた。


ある日、母校オクラホマ州立大学のフォーラムをチェックしていたら、

「あなたが、もしくは知り合いががんにかかっているなら、連絡してみて」

という投稿が目に入った。


連絡を取ってみると、驚いたことに投稿者は獣医だった。

獣医はジョーさんに、次のように説明した。

「偶然、犬の駆虫薬として使われるフェンベンダゾールが、

マウスのがん細胞を攻撃した可能性があることが発見されたんです。

それでステージ4の脳腫瘍の患者にフェンベンダゾールを処方したところ、

6週間も経たないうちに腫瘍が消えてしまったのです」


この話を聞いたジョーさんは実験療法を続けるとともに、

フェンベンダゾールを服用し始めた。


そして3ヶ月後、

実験療法を受けている病院で、

PET(放射断層撮影法)スキャンを受けたところ、

がんがきれいに消滅していたというのだ。

「3ヶ月前……がんは頭からつま先まで、体中に転移していました。

恐ろしい転移で、3ヶ月以内に100%死ぬという状態でした。

ところが3ヶ月後、PETスキャンには何も映っていなかった。

どこにもがんはありませんでした」


ジョーさんは実験治療、

フェンベンダゾールの他にビタミンEのサプリ、

大麻から抽出されるカンナビジオール(CBD)、

香辛料のウコンの有効成分であるクルクミンなどを摂取していた。


しかし実験療法を受けた約1100人のうち、

がんが完治したのはジョーさんのみ。

フェンベンダゾールが劇的に効いたとしか考えられなかった。


ジョーさんはその経緯を、

公式ウェブサイト「Get Busy Living(必死で生きる)」で発表した。

「がん患者に誤った希望を与える」との批判も受けたが、

ジョーさんは次のように語った。

「医学的治療に関するアドバイスをする資格はありません。

でもできるだけ多くの人々に体験談を語る資格はあるはずです」


一方、フェンベンダゾールによってがんが治ったというケースが、

ジョーさん以外に40件以上あることも判明。


ジョーさんの話を知ったオクラホマ医療研究基金が、

フェンベンダゾールのがん治療の性質に関する研究を始めているという。




<5/4(土) 9:26配信 日刊ゲンダイ>






※考察※

ゴールデンウィーク中にヤフーニュースに掲載され話題になっているようですね。

実は、ある種の駆虫薬が、

悪性のがん細胞を死滅させるということは2004年頃から注目していました。

がん組織と回虫のエネルギーを生産する代謝のパターンが似通っていることから、

ある種の駆虫薬は、

回虫が使っているこの特殊な代謝を選択的に阻害するため、

回虫を死滅させるのですが、

その阻害が、

回虫と代謝パターンが似通っているがん組織を死滅させている可能性があります。

そのある種の駆虫薬を使い、

がん細胞を死滅させることができるのだとしたら、

回虫が使っているこの特殊な代謝を選択的に阻害するため、

ヒトには副作用がなく、

がん細胞と回虫のみを死滅させることができるということになるわけです。


今回、このことがヤフーニュースで話題になったことから、

藁をもつかむ思いで試されてみたい方もたくさんいることでしょう。

パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りする活動と併せて、

フェンベンダゾールを試されてみた方々にお送りできるよう、

色々と考えてみますので、

進展がありましたらこちらで記事にしたいと思います。




※追記※

現在、フェンベンダゾールをお送りできるよう鋭意進行中です。

お送りする体制はほぼ整っていますが、

色々な方向から精査中です。

もうしばらくお待ちいただけたらと思います。

フェンベンダゾールを試されてみたい方は、

下記のメールアドレスからメールされてください。

お送りする体制が整う前からやり取りをさせていただければ、

お送りする体制が整い次第こちらからご連絡差し上げ、

フェンベンダゾールの服用を開始できます。

では体制が整い次第、またこちらで記事にいたします。











※ガンについてや、

ガン治療に対して少しでも疑問に思ってること、

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質問内容を控えてブログの 『コメントへの返答』 カテゴリーで随時アップします。


少しでも心配事があるなら遠慮せずにコメントください。

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間 黒助





  


Posted by ブラックジャックの孫 at 08:35ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2019年08月21日

がんの3年生存率、5年生存率を公表



間 黒助です。




本日こんなニュースがありました。






国立がん研究センターは8月8日、

2012年に診断されたがん患者の3年を経過した生存率と、

2009~2010年に診断された患者の5年を経過した生存率を、

報告書にまとめウェブサイトで公開した。

全国のがん診療連携拠点病院等から収集した院内がん情報を用いてまとめたもの。

生存率は2つ分類があり、

1つは実際に診療した患者さんの生存割合で、

死因に関係なくすべての死亡を計算に含めた「実測生存率」。

もう1つは、

がん以外の死因による、

死亡などの影響を取り除いた(完全には取り除けていない可能性を含む)、

「相対生存率」だ。


3年生存率は、

今回が2回目の報告で、

286施設339,376例を対象に調査が行われた。

胃、大腸、乳房、肝臓、肺、食道、膵臓、前立腺、子宮頸部、子宮体部、膀胱と、

患者等の要望により今回から追加された、

喉頭、胆のう、腎、腎盂尿管の部位別、病期別(がんの進行状況)等に、

生存率を集計した。


全がんの3年生存率は、

実測生存率67.2%(前回:66.3%)、相対生存率72.1%(前回71.3%)だった。

また、部位・病期別では、喉頭の相対生存率が、

1期96.0%、2期90.2%と90%を超えており、

放射線治療が有効である比較的早期の場合は生存率が高いといえる。

同様に腎の1期98.5%、2期94.3%、

腎盂・尿管の1期が90.1%といずれも90%を超えていた。

一方で、

胆のうは膵臓とともに難治性がんといわれているが、

根治切除可能な1期では91.1%、2期では77.4%と比較的良好だった。

がんによっては、

同じ病期であっても治療の難しさなどに違いがあり、

生存率は異なっている。


5年生存率は、

今回が4回目の調査で、

277施設568,005例が対象となった。

全国集計と各都道府県、施設別の集計データがあり、

それぞれ部位・病期別のデータと、

全国集計は性別、年齢階級別も公表されている。

全体での全がんの5年実測生存率は58.6%(前回58.5%)、

相対生存率は66.1%(前回65.8%)だった。

性別の割合は男性が58.2%、女性が41.3%でやや男性が高い割合。

診断時の年齢は、男女ともに70歳代が最も多く、

70歳代、80歳代以上を合わせると約47%の割合だった。

部位・病期別にみると、

女性乳房は1期・2期が多く、

比較的若い世代の割合が多くなっており、

他の部位も同様だが、

より長期的な視野でみていくことが重要と考えられる。

また、前立腺は相対生存率がほぼ100%。

病期別にみても、1期、2期、3期ともに相対生存率は100%を超えている。


生存率には、

患者背景(年齢、手術の有無、併存疾患の有無とその程度等)が大きく影響するため、

都道府県・施設の特性(高齢者・併存疾患のある患者を主に診療している等)を、

あわせて理解する必要がある。

各医療機関が、

自らの医療の質を見直すきっかけとなるデータを提供すること、

国民に情報を公開することで、

がん医療の透明性を確保すること等を目的として、

がん診療連携拠点病院等の生存率を集計している。

特に、施設別生存率については、

各施設の生存率がただちに当該施設の治療成績を示すわけではないこと、

さらに施設間の比較には適さないことに留意するよう呼びかけている。




がん診療連携拠点病院等院内がん登録2012年3年生存率、

2009年から10年5年生存率公表、

喉頭・胆嚢・腎・腎盂尿管癌3年初集計 の公表記事は こちらから。









<QLifePro 医療ニュース2019年8月21日 (水)配信>



  

Posted by ブラックジャックの孫 at 09:02ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2019年08月08日

がん5年生存率66%、3年72%、改善続く、膵臓など難治性課題に、国立研究センター調査



間 黒助です。




本日こんなニュースがありました。






国立がん研究センターは8日、

質の高いがん診療を行う全国の「がん診療連携拠点病院」の大半が参加した調査で、

2009~10年にがんと診断された患者の5年後の生存率が66.1%だったと発表した。

08~09年に比べて0.3ポイント向上した。

12年にがんと診断された患者の3年後の生存率は、

72.1%で11年に比べ0.8ポイント改善した。


他の統計データを含めて見ると、

生存率は1990年代後半から伸び続けており、

治療の進歩や検診の普及などが貢献したとみられる。

ただ膵臓(すいぞう)がんの5年生存率は9.6%にとどまるなど、

難治性がんの対策が改めて課題として浮き彫りになった。


今回は比較的患者が少ない胆のうがんなど4種類について初めて3年生存率を集計。

難治性とされる胆のうがんは33.4%だったが、

切除が可能な比較的早期の場合、大幅に向上することが分かった。

喉頭がんは84.4%、

腎臓がんは85.6、

腎盂(じんう)尿管がんは55.6%だった。


5年生存率は、

がん診療連携拠点病院のうち277施設の患者約56万8千人を分析。

がん以外の死亡の影響を取り除いた 「相対生存率」 を算出した。


部位別で最も高かったのは、

前立腺がんの98.6%で、

乳がんも92.5%と比較的良好だった。

このほか子宮体がん(82.1%)、

子宮頸(けい)がん(75.3%)、

大腸がん(72.9%)、

胃がん(71.6%)が70%を超えた。

比較的低いのは、

肺がん(40.6%)、

肝臓がん(40.0%)だった。


進行度別に見た場合、

早期の 「1期」 に比べて、

他の部位に転移した 「4期」 の生存率が低く、

早期に発見し治療を始める重要性が確認できた。


データはウェブサイト「がん情報サービス」で公開。

病院選びに役立てるのが目的で、

施設や治療法ごとに患者数などを閲覧できる。

患者の年齢や状態が病院ごとに異なるため、

治療成績の比較はできないとしている。




※がん生存率

がんと診断された人が一定期間経過した後に生きている割合で、

がん医療を評価する指標の1つ。

がんの部位や進行度、治療法ごとに集計して、

早期発見や治療効果の評価に役立てる。

100%に近いほど治療で命を救えることを示す。

がん以外の死亡の影響を除いた 「相対生存率」 がよく使われる。

5年生存率が代表的な指標だが、

長期間の健康状態を見る10年生存率や、

治療法の影響を短期間に探ることのできる3年生存率もある。




<2019年8月8日 (木)配信 共同通信社>











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2019年08月07日

進展型小細胞肺癌でテセントリク追加了承 ~医薬品第二部会、免疫チェックポイント阻害剤では国内初~



間 黒助です。




本日こんなニュースがありました。






厚生労働省の薬事・食品衛生審議会は、

このほど開催した医薬品第二部会で、

中外製薬の抗PD-L1抗体「テセントリク」を審議し、

進展型小細胞肺がんの適応追加を承認了承した。

抗PD-L1抗体はがん抗原特異的なT細胞の細胞傷害活性を強化する、

いわゆる免疫チェックポイント阻害剤。

同阻害剤の進展型小細胞肺がんの適応は国内で初めて。

今後、数カ月内に正式に承認される見通し。


部会ではこのほか、

大鵬薬品工業の抗がん剤「ロンサーフ」の胃がんの適応追加、

参天製薬のアレルギー性結膜炎治療薬「アレジオン」の新用量、

アッヴィのC型肝炎薬「マヴィレット」の12歳以上の小児の適応追加、

ヤンセンファーマの多発性骨髄腫薬、

「ダラザレックス」

「ベルケイド」

の新用量などを承認することを報告した。









<化学工業日報2019年8月7日 (水)配信>






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