2020年03月24日
がん5年生存率は68.4%と発表 膵がんで9.9%と部位別で差も
間 黒助です。
本日こんなニュースがありました。
国立がん研究センターは3月17日、
2009~11年にがんと診断された約14万人の5年生存率は、
68.4%だったと発表した。
部位別では、
前立腺がんや乳がんなどが90%を超えた一方、
膵がんは10%を下回る結果となり、
診断や治療面での課題が浮き彫りになった。
詳細は、
http://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/
で公開されている。
調査は、
09年から11年にかけて全国がんセンター協議会に加盟する32施設で、
診断・治療を行った14万2947例が対象。
がん以外で亡くなる影響を除いて生存率を算出した。
その結果、
全部位の5年生存率は68.4%で、
前回公表した2008年から10年にかけて診断された症例では、67.9%となっていた。
1997年から99年にかけての61.8%と比較すると、
徐々に改善傾向がみられる結果となった。
国立がん研究センターは、
「97年から99年症例と比較した場合、
相対生存率は改善しているが、
前回公表(08年から10年症例)と比較した場合、
臨床的に意味のある変化は認められない」
としている。
22種の部位別では、
最も高かったのは前立腺で100%。
女性の乳(93.7%)、
甲状腺(92.4%)、
子宮体(86.4%)と続いた。
一方、
最も低かったのは膵で9.9%だった。
胆のう胆道(28.6%)、
肝(37%)、
肺(45.2%)、
食道(46%)も低かった。
10年生存率については、
2003年から06年にかけて、
診断や治療を行った19施設8万708症例を分析した結果、
57.2%だった。
2002年から05年にかけて診断された症例が対象となる前回の生存率は56.4%だった。
18種の部位別では、
前立腺がんが97.8%で最高。
乳(85.9%)、
甲状腺(84.1%)、
子宮体(81.2%)と続いた。
一方最も低かったのは、
膵で5.3%。
肝(15.6%)、
胆のう胆道(18%)、
食道(30.9%)、
肺(30.9%)なども低くなった。
<ミクスOnline2020年3月24日 (火)配信>
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間 黒助
Posted by ブラックジャックの孫 at 18:50
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