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2013年10月24日

正常細胞は酸素があれば酸素を使ってエネルギーを生成する



間 黒助です。




酸素を使ってATPを産生する代謝系を 『 好気呼吸 』 と言い、

逆に、

酸素を使わずにATPを産生する代謝系を 『 嫌気呼吸 』 と言います。


アルコール発酵や乳酸発酵など、

発酵過程の代謝は嫌気呼吸になりますが、

この嫌気呼吸(発酵)は、

好気呼吸に比べてATPの産生効率が極めて悪く、

その産生量には格段の差があります。


そのため、

動物の細胞は基本的には酸素を使い、

ミトコンドリアでブドウ糖や脂肪酸を水と二酸化炭素に完全に分解(酸化)することで、

効率良くエネルギーのATPを生成しています。


しかし、

酸素の供給が間に合わないときには、

嫌気性解糖系でATPを作らざるを得ません。


例えば、

全力で 100m を走るときのように、

筋肉が短時間で大量のエネルギーを必要とするときは、

筋肉細胞は嫌気的なブドウ糖の分解によってATPを作り、

このとき乳酸が大量に作られます。

この反応は乳酸菌の乳酸発酵と全く同じです。


一方、

酸素の供給が十分にある有酸素運動を行う際などは、

筋肉細胞は酸素を使ってミトコンドリアでブドウ糖を酸化してATPを産生します。


このように通常の細胞では、

酸素があればTCA回路と酸化的リン酸化でATPを産生するようになっているのです。




正常細胞は酸素があれば酸素を使ってエネルギーを生成する






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間 黒助







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Posted by ブラックジャックの孫 at 14:34 │まずはガンの基礎知識から