2014年04月30日

発酵で生き延びるガン細胞



間 黒助です。




ガンの6つの特徴

PET検査の原理

の続きですが、

ガンの特徴は、

20世紀初頭にドイツの生化学者で、

1931年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、

オットー・ワールブルグ博士によって発見されていました。

ワールブルグ博士は、

ガン細胞では、

細胞内呼吸というミトコンドリアで行われるエネルギー産生がダメージを受けているため、

仕方なく発酵という手段でエネルギーを得ていることを実験で示しました。


細胞内のミトコンドリアという小器官(一細胞あたり数百~数万個)では、

生命維持活動に必要なエネルギー産生が行われています。

具体的には、

糖と酸素を材料として最終的にATPというエネルギー通貨を作り出します。

これを 『 ミトコンドリア細胞内呼吸 』 といいます。

ガン細胞が行っている発酵は、

ミトコンドリアではなく、

細胞質という場所で行われています。

この場合もATPというエネルギー通貨を作り出しますが、

生命維持には十分ではなく、その数が圧倒的に違います。


したがって、

ある細胞が自ら細胞内にある多数のミトコンドリアにダメージを負えば、

エネルギー産生に重大な危機が生じます。

そしてある臨界点を超えると、

細胞は生命活動を維持するエネルギーを産生できなくなるため、

ほとんどが死滅します。

しかし細胞の中には、

発酵という手段を用いて盛んに糖の取り込みを高めることでエネルギー産生を行い、

かろうじて死滅から逃れているものが存在します。


その細胞こそが “ ガン細胞 ” です。


ワールブルグ博士は、

ミトコンドリアでの細胞内呼吸にダメージを受けていても、

“ 発酵 ” という手段で生き延びられる細胞こそがガン細胞だと定義しました。

PET検査で映る塊は、

細胞が必死に発酵によって生き延びている姿だったのです。




発酵で生き延びるガン細胞






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間 黒助





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Posted by ブラックジャックの孫 at 13:27 │まずはガンの基礎知識から