2013年07月03日
検査の数値は微妙なことで変わる
間 黒助です。
検査の数値は、
実は微妙なことで変動すると言われています。
同じ血液検体を複数の検査施設に依頼すると、
異なった測定結果がもたらされるそうです。
検査機器や検査試薬が違うためとも言われます。
同一施設でも検査技師が交代すると、
測定理が変化することもあるそうです。
また、
細い血管から無理に引っ張って採血すると赤血球が壊れて(溶血)、
検査結果に影響が出ます。
激しい運動も影響を与えます。
中性脂肪などは15時間以上空腹にしておかないと正確さに欠けるとも言われます。
検査前の注意事項の厳守も必要です。
「ご飯を食べないように」
と言うと、
パンやそば、うどんを食べてきたり、
「水も飲まないように」
と注意すると、
牛乳やコーヒーやスポーツドリンクを飲んでくるという、
信じられないような話もあります。
健康食品にも検査に影響するものがあります。
さらに、
人間には生体リズムというものがあります。
例えば、
身長や体温や血圧などは、
昼と夜、朝と夕で変動しますし、
体重は月経前後で変動します。
このように身体は、
日で、週単位で、月単位で、季節単位で変化していますので、
血液成分も当然その影響を受けているはずです。
Posted by ブラックジャックの孫 at 12:07
│色々な検査方法