2015年02月25日
ガン検査についてもっと詳しくなろう
間 黒助です。
ガンを診断するための検査は、
いくつかの検査方法を組み合わせて行います。
具体的に言うと、
肉眼や胃カメラなどの内視鏡を使って目に見える状態を判断する方法、
超音波やCT、MRIなどの画像検査、
採取した細胞を顕微鏡や薬品を使って調べる病理検査などがあります。
例えば内視鏡で、
“ ガンかもしれない ” 状態を発見した場合は、
その部分の細胞を病理検査によって調べて最終的に診断を下します。
代表的な検査について簡単に説明します。
『 内視鏡検査 』
内視鏡というのは、
最近は検診などで胃カメラを飲む機会もありますから、
ご存知の方も多いでしょう。
自在に動かせる細い管の先にカメラを付けて中の様子を観察し、
正常と違うところを発見したときには、
そこにある細胞を管に通した器具でつまみとって、
病理検査にまわすことができます。
内視鏡はポリープや早期胃ガンなどを切り取る治療にも活躍しています。
『 超音波検査 』
エコー検査とも呼ばれています。
非常に高い周波数の超音波を体に当てて、
体の中でその音がどのように反射するかを解析して画像化し、
異常のある部分を見つけます。
痛みもなく、
非常に優れた検査ですが、
肺や腸などの気体のあるところや、
皮下脂肪の多い部分は見えにくいなどの弱点もあります。
『 エックス線検査 』
いわゆるレントゲンも画像検査の一種です。
肺の検診でよく使われているので、
1度は受けられたことがあるのではないでしょうか。
骨などの硬いものや、
空気が多い肺などの検査に使われます。
胃や大腸の場合は、
バリウムなどの造影剤を使用して検査をします。
『 CT検査、MRI検査 』
CTもエックス線を使う検査ですが、
回転しながら全方向からエックス線を体に当てて、
コンピューターで画像を作ります。
体を輪切りにした画像が得られるので、
普通のエックス線検査よりも、
詳しく体の中の状況を知ることができます。
MRIも日本では多く普及しています。
簡単に言うと、
磁石の力を使って体の中の様子を写し出すというものです。
輪切りだけでなく、
あらゆる方向から断面図を得ることができます。
『 PET検査 』
いくつかの種類がありますが、
ガンの診断に主に使われるのは、
“ ブドウ糖を多く取り込んでいる細胞を探す ” 検査です。
ガン細胞は正常な細胞と比べて、
たくさんのブドウ糖を消費するという性質を利用して、
ガン細胞を探し出します。
それぞれの検査法には、
優れた点と同時に弱点もあります。
複数の検査を組み合わせることで、
より正確な診断が可能となります。
内視鏡検査や画像検査でガンが疑われた場合、
細胞を直接見て調べる病理検査にまわされます。
病理検査で分析されたガン細胞の種類や性質は、
ガンの診断やその後の治療方針に大きく関わります。
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間 黒助
Posted by ブラックジャックの孫 at 17:23
│色々な検査方法