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2014年01月19日

治っている病気と治っていない病気



間 黒助です。




糖質制限は全ての人に福音をもたらすのか

ガン治療や糖尿病はドル箱

の続きですが、

例えば健康診断で高血圧を指摘たれたとします。

普通であれば、

すぐに内科クリニックか高血圧の専門医のいる病院を受診するはずです。


すると色々な検査をされて、

高血圧の症状により降圧剤を処方され、

医師の指示に従い降圧剤の内服を開始します。

その次の診察で血圧を測ってもらい、

「薬が効いて血圧が下がっていますので、引き続き、きちんと薬を飲むように」

と言われ、

医師は30日分の降圧剤を処方してくれるでしょう。


ではこの場合、

高血圧は治っているのでしょうか。

それとも治っていないのでしょうか。

なぜ医師は、

「毎日薬をきちんと飲むように」

と指示するのでしょうか、


それは薬を飲み忘れると、

また血圧が上がってしまうからです。

つまり、

現在の状態は “ 薬を飲めば血圧は下がる ” が、

“ 薬を飲まなければ血圧は高い ” 状態です。


これは近視とメガネの関係と同じです。

近視になって眼科に行くと、

近視用メガネの処方箋が出され、

それをメガネショップに持って行くと近視用メガネが出来上がります。

もちろんそのメガネをかけると、

近視になる以前のように遠くがハッキリと見えます。

この状態は一見、近視が治ったように思えます。

しかしメガネを外すとやはり遠くは見えず、

近視の状態は変わっていないことに気付くはずです。


では近視用メガネで近視は治っているのでしょうか、

それとも治っていないのでしょうか。


常識的に考えれば “ 禁止は治っていません ” 。


では “ 高血圧が治る ” とはどういう状態でしょうか。

常識的に考えれば、

降圧剤を飲まなくても血圧が上がらなくなる状態になることでしょう。

外傷や感染症での “ 治る ” とは、

“ 治療が不要 ” な状態になることであり、それが治療のゴールになります。

そして医師はそのゴールを目指して治療します。


しかし多くの代謝性疾患(糖尿病、高血圧、高脂血症など)では、

“ 治った ” 状態とはならず、

ほとんどの場合、ずっと内服薬を飲み続けなければいけません。

薬を飲み続けている状態は “ 治療の途中 ” と考えるべきではないでしょうか。


このように考えると、

糖尿病のインスリン治療は糖尿病を治していませんし、

慢性腎不全の人工透析治療は腎不全を治していないことが分かります。

インスリンを打ち忘れると血糖値が上がってきますし、

人工透析をさぼったら腎不全で命が危なくなるからです。


つまりインスリン注射も人工透析も、

その本質的な意味はメガネと同じであり、根本治療と呼べないのです。


しかし医師から、

「血圧が下がって高血圧が治ってきましたね」

と説明されると患者さんとしては、

「自分の高血圧は治ってきている」

と思ってしまいます。

同様に、

インスリン注射で血糖値が上がらなくなれば、

医師は、

「きちんと注射しているので糖尿病が治ってきました」

と説明し、

それを聞いて患者さんも安心するだろうし、

治療に満足し、医師に感謝するでしょう。


なぜ満足・感謝するかというと、

“ 本当に治る ” とはどういうことかを知らないからです。

糖尿病の治療とは、

インスリンを注射することだと信じ込んでいるからです。

2型糖尿病(成人型糖尿病)が、

糖質制限だけで “ 治る ” ことを知らないからです。


要するに比較できる治療がなければ、

そもそもの治療が良いか悪いかは判断できないのです。




治っている病気と治っていない病気






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間 黒助





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Posted by ブラックジャックの孫 at 15:25 │間違いだらけの食生活