てぃーだブログ › ブラックジャックの孫 間 黒助 の ガン治療研究ブログ

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Posted by TI-DA at

2024年07月18日

現在国内で実施されているがん治療の全臨床試験情報



間 黒助です。




知らない患者さんがかなり多いので、

3年ほど前に書いたこの記事を定期的にアップし紹介していきたいと思います。




2020年3月から、

国内で実施されている、

がんに関する全臨床試験情報を検索できるようなりました。


チャット形式での検索も可能です。


特定臨床研究に加え、

治験・医師主導治験や再生医療等研究の登録が行われていることから、

ワンストップで必要な情報を抽出することができます。




検索できるのは、


「企業治験」

「医師主導治験」

「拡大治験」

「先進医療A・B」

「医師・研究者主導臨床試験」

「患者申出療養」


などです。




リンクを貼っておきますので気になる方はチェックされてみてください。




がんの臨床試験を探す









※こういった活動もしています。ぜひご一読ください※

<パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りし始めて10年が経ちました>

https://kurosukehazama.ti-da.net/e11763190.html






※ガンについてや、

ガン治療に対して少しでも疑問に思ってること、

ご質問やご相談のある方は、

ブログのコメントにお書きになるか、

または下記のメールアドレスにメール下さい。

真摯なご質問・ご相談には必ず返信致します。

※携帯電話からメールする際はパソコンからメールが届くように設定してて下さい※



【間 黒助へのご質問・ご相談はこちらまで】

kurosukehazama@yahoo.co.jp



ブログのコメントは “承認後に受け付ける” の設定になってますので、

コメントに書いた内容がいきなり公開されることはありません。

公開を控えて欲しい場合はそう書いてもらって結構です。

公開を控えて欲しいというブログのコメントへの返答は、

質問内容を控えてブログの 『コメントへの返答』 カテゴリーで随時アップします。


少しでも心配事があるなら遠慮せずにコメントください。

そんな少しのことで今後が、未来が変わるかもしれません。


僕がご相談やご質問に対してどう返答しても決めるのは自分です。

そのためには少しでも情報を集め、

後悔しない選択をして下さい。


少しでもお役に立てればと思っております。




間 黒助



  


Posted by ブラックジャックの孫 at 08:10ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2023年06月29日

乳がんに朗報!世界初「ホウ素中性子捕捉療法」による試験的治療がスタート



間 黒助です。

本日こんなニュースがありました。




日本人女性の9人に1人が罹患(りかん)すると言われる乳がん。

「がんの統計2022」によると、

2021年に新たに乳がんを患う人は9万4400人と予測されている。

同年の死亡者数も1万4908人に上った。

そんな乳がんに新たな武器が加わりそうだ。

それがホウ素中性子捕捉療法(BNCT)だ。

世界で初めて、

BNCT用加速器型中性子照射装置システムによる、

放射線治療後の再発乳がんに対する試験的治療をスタートさせる、

江戸川病院(東京都江戸川区)放射線科部長の、

黒崎弘正医師に話を聞いた。

「BNCTとは、

点滴によりがん細胞に取り込まれたホウ素と、

体外から照射された放射線の一種である、

中性子により生じる核分裂エネルギーを利用して、

がん細胞を破壊する治療法です。

中性子は他の放射線と違って直進性がない。

そのため照射領域を厳密に合わせる必要がありません。

放射線の粒子をがん細胞にぶつけて破壊する、

これまでの放射線治療とはまったく異なるメカニズムによって、

がん細胞を攻撃するので、

正常細胞へのダメージが起こりにくく、

身体への負担が少ないのが特徴です」


ただし、

中性子は体表面から6cm程度にまでしか届かない。

そのため、

2020年6月に始まった公的保険によるBNCT治療の対象は、

切除不能な局所進行または局所再発の頭頚部がん。

試験的に行われている治療も、

皮膚がんといった患者数の少ない疾患にしか使われてこなかった。

「今回、皮膚から近く、

がん患者数の多い乳がんの患者に対してBNCTが、

試験的とはいえ、

治療がスタートすることはとても意義深いことです(都内のがん治療医)」


現在、

公的保険によるBNCTでの頭頚部がん治療が可能な施設は、

南東北BNCT研究センター(福島県郡山市)と、

大阪医科薬科大学関西BNCT共同医療センター(大阪府高槻市)。

施設の導入が進み試験的に治療が行われているのは、

今回スタートする江戸川病院のほかは、

国立がん研究センター中央病院(東京・築地)がある。

筑波大学、岡山大学、京都府立大学、

湘南鎌倉総合病院でも施設導入が進んでいる。


そもそもBNCTの原理は、

1936年に米国の物理学者により報告され、

50年代に米国で頭頚部がんの試験的治療がスタート。

当初はBNCTに用いられる中性子は原子炉を使ってつくられていたという。

「しかし原子炉では大型施設が必要で莫大な費用がかかり、

常に核物質を保有するなど医療施設としては非現実的。

そこで原子炉に代わる中性子源として、

加速器による中性子源の開発が進められてきたのです。

現在は、BNCT治療は加速器により行われています」


BNCTは現在、日本が最先端であり、

BNCT用加速器型中性子照射装置システムによる、

再発後、乳がんの治療は、

今回が恐らくは世界初ではないか、と黒崎医師は言う。

「2020年には、

国内で乳がんの放射線治療後に、

再発された患者さんのBNCTが行われましたが、

このときは原子炉型による中性子照射装置システムでの治療でした。

原子炉型だと、

研究所を一時的に医療機関にして治療が行われることになります。

しかし我々のような病院設置型BNCT用加速器型中性子照射装置システムでは、

病院と一体化されているため、より安全に治療が行えます」


最初の治療は7月5日にスタートする。

患者は70代で、

数年前に乳房全摘手術と放射線治療を受けた後に再発したという。

「乳がん治療では、

乳房温存療法は乳房全摘と同等であることが知られていますが、

それは乳房温存手術後に放射線療法を加えることにより達成されます。

また高リスクの乳房全摘手術後に、

術後放射線照射が予後を改善することも知られています。

それだけ乳がん治療において放射線治療は大きな武器となっているのです」


ところが、過去に放射線治療の既往がある場合は、

同一部位への再照射は原則禁忌となっている。

正常細胞には一定の限度を超えると、

不可逆的変化を来す耐容線量があり、

一連の照射ではその限度近くまで照射されていることが多いからだ。

「しかし、BNCTは先述したように、

これまでの放射線とはまったく異なるシステムでがん細胞を破壊し、

理論的に正常細胞にほとんど影響を与えません。

そのため、

放射線治療をすでに行った乳がん患者さんにも試すことができます。

つまり、標準治療が尽きた乳がん患者さんに、

有望な新たな武器を提供することができるかもしれないのです」


黒崎医師のチャレンジに大いに期待したい。




<6/29(木) 9:06配信 日刊ゲンダイデジタル>









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間 黒助



  


Posted by ブラックジャックの孫 at 16:06ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2023年04月19日

5月21日(日)開催「希少がんコミュニティ オープンデー」



間 黒助です。


国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院が、

2017年から開始している希少がんの産学共同プロジェクト、

「MASTER KEYプロジェクト」
(Marker Assisted Selective ThErapy in Rare cancers: Knowledge database Establishing registrY Project)

が「一般社団法人日本希少がん患者会ネットワーク」と共にイベントを開催します。

希少がんの臨床研究について、

情報の探し方や実際の体験談を含めて、

様々な視点から紹介されますので、

希少がんの情報を求められてる方は下記に目を通していただき、

「現地参加」

「ZOOMでの参加」

を選択できますので、ぜひご参加ください。




【「希少がんコミュニティ オープンデー」を5月21日(日曜日)に開催します】
~MASTER KEYプロジェクトを含む希少がんの臨床研究を知る一日~


『開催概要』

<イベント名>

「希少がんコミュニティ オープンデー」 Rare Cancers Community Open Day
~MASTER KEYプロジェクトを含む希少がんの臨床研究を知る一日~


『開催日時』

2023年5月21日(日曜日)13時~16時10分


『開催方法』

・国立がん研究センター築地キャンパス 研究棟1階 大会議室/セミナールームA・B

・Zoomウェビナー(予定)




『プログラム』

「希少がんコミュニティ オープンデー」プログラム(PDF: 323KB)


1.はじめに 挨拶

・中釜斉理事長(国立がん研究センター)
・眞島喜幸理事長(日本希少がん患者会ネットワーク)


2.来賓挨拶

羽生田俊厚生労働副大臣

3.希少がん、MASTER KEY プロジェクトについて(これまでの成果と今後の展望)

MASTER KEYプロジェクト事務局


4.わたしたちが考えるアンメットニーズ

患者会(日本希少がん患者会ネットワーク)

5.国の希少がん対策について

厚生労働省 健康局がん・疾病対策課

6.MASTER KEY プロジェクト参加施設・希少がんセンターの紹介1

参加施設(2-3施設)


7-1.わたしのストーリー1

患者さん


7-2.わたしのストーリー2

患者さん


8.臨床研究の情報を探すには

患者会(日本希少がん患者会ネットワーク)


9.希少がんの医薬品開発~規制当局の立場から(仮)

医薬品医療機器総合機構 新薬審査第五部


10.MASTER KEY プロジェクト参加施設・希少がんセンターの紹介2

参加施設(2-3施設)


11.パネルディスカッション

・製薬企業(3名)
・日本希少がん患者会ネットワーク(2名)
・MASTER KEYプロジェクト事務局(2名)


12.おわりに 挨拶

島田和明院長(国立がん研究センター中央病院)


※(注)プログラムは変更する場合がありますのでご了承ください。




『参加費』無料


『対象者』

患者さんおよびそのご家族、医療関係者、企業関係者、行政関係者、メディア関係者など。


『参加登録方法』

下記リンクよりご参加登録をよろしくお願いいたします。

https://forms.office.com/r/NU5vu0tKZH (外部サイトにリンクします)

多くの方のご参加をお待ちしております。




<「一般社団法人 日本希少がん患者会ネットワーク」について>

https://rarecancersjapan.org/(外部サイトにリンクします)


<「MASTER KEYプロジェクト」について>



「MASTER KEYプロジェクト」は、

国立がん研究センター中央病院が有する、

先端的な研究開発のノウハウと研究支援機能、

製薬企業が有するシーズと開発戦略を融合させ、

網羅的かつ効率的に、

希少がんの治療開発を進めるための、

産学共同の研究基盤の構築を目指したプロジェクトです。

2017年5月より国内で、

また2021年10月からはアジア地域とも連携し、

現在、15企業と国立がん研究センター中央病院を含めて国内7施設、

アジア地域では6か国14施設が参加しています(MASTER KEY Asia)。

参加企業は、

「MASTER KEYプロジェクト」のプラットフォームを利用することで、

開発戦略に応じたデータベースの活用、

症例リクルートの促進、

前臨床研究での国立がん研究センター研究所との協業など、

多くのメリットが得られる仕組みとなっており、

現在27件の治験(医師主導治験16、企業治験11)が進んでいます。


MASTER KEYプロジェクト
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/masterkeyproject/index.html

MASTER KEY Asia
http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/masterkeyproject/information/MKA.html




【問い合わせ先】
<イベントに関するお問い合わせ>

国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 

臨床研究支援部門 研究企画推進部 臨床研究支援室

MASTER KEY Project調整事務局

E-mail : NCCH1612_officeml.res.ncc.go.jp


【広報窓口】

国立研究開発法人国立がん研究センター

企画戦略局 広報企画室

TEL:03-3547-5201(内線2632)

E-mail : ncc-admin@ncc.go.jp



以上になります。




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Posted by ブラックジャックの孫 at 11:17ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2023年03月16日

がん10年生存率53.3%「改善傾向変わらない」…新たにネット・サバイバルで算出



間 黒助です。


本日こんなニュースがありました。




国立がん研究センターは16日、

2010年にがんと診断された患者約34万人の10年生存率が、

53.3%だったと公表した。

今回からより実態に近い算出方法に変更した。

このため、

09年の診断患者が対象の前回調査とは比較できないが、

同センターは、

「生存率が改善している傾向は変わらない」

としている。

全国のがん診療連携拠点病院などが参加する、

「院内がん登録」の大規模データを集計した。


部位別の10年生存率は、

前立腺がんで84.3%、

乳がん(女性)で83.1%、

大腸がんで57.9%、

胃がんで57.6%などとなった。


また、

14~15年にがんと診断された約94万人の5年生存率は、

全体で66.2%だった。


前回までは、

がん以外の病気や事故などによる死亡の影響を補正した、

「相対生存率」で集計していた。

実態より高めになりやすいとされる。

このため今回は、

純粋にがんのみが死因となる場合を推定した、

「純生存率(ネット・サバイバル)」

で算出した。

国際的にも広く使われる指標で、

次回以降もこの方法を用いる予定だという。


なお同センターが参考として、

今回の10年生存率(全がん)を相対生存率で算出した値は60.5%で、

前回より0.3ポイント上昇した。


同センターの若尾文彦・がん対策研究所事業統括は、

「今、診断された患者は薬物治療などの進歩で、

より高い生存率が期待できる。

今回のデータはあくまで参考としてみてほしい」

と話した。


<3/16(木) 0:00配信 読売新聞オンライン>







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間 黒助



  

Posted by ブラックジャックの孫 at 13:18ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2022年12月22日

パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りし始めて10年が経ちました



間 黒助です。



パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りする活動を始めて10年が経ちましたので、

経過を報告したいと思います。



まず、

去年9年経ってから今日までのこの1年間で、

100名弱の方々(年間合計約980名)の、

パラヒドロキシベンズアルデヒドに関する相談に乗り、

実際にお送りしてきました。

ほとんどの方々が継続していますが、

この1年も副作用らしい症例はありませんでした。


「腫瘍は小さくはなってないけど、大きくもなってなく、体調も安定している」

「腫瘍が小さくなり、マーカーの数値も下がっている」


放射線や抗がん剤と併用されてる方、

他の自由診療と併用されてる方もいますので、

「腫瘍が小さくなった」

「マーカーの数値が下がっている」

とのご報告いただいた方々は放射線や抗がん剤、自由診療の効果も考えられます。

それも踏まえて10年経ちましたが、

こういったメールを今もいただけています。


また余命数ヶ月や1年と言われ、

それから余命期間を超えた現在もご存命で元気にされている方々が数十名もいます。


この活動をはじめて10年経ち、

試す価値はあるなという想いがさらに強くなっています。


パラヒドロキシベンズアルデヒドを服用されているほとんどの方が、

ステージⅢ~Ⅳ~終末期の方々です。

術後予防で飲まれている方、予防目的で飲まれている方も350名ほどいます。


残念な報告ですが、

今年も僕がお送りしている末期がんの方々5名がお亡くなりになられました。

そのうち人は1ヶ月半、2ヶ月半、4ヶ月、5ヶ月、半年と、

短期間の少量しか服用できませんでした。


パラヒドロキシベンズアルデヒドのことを知るタイミングや、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを服用するタイミングもありますが、

やはり寂しい気持ちでいっぱいになりました。


ご家族より、


「間様に水薬を送っていただいてから、

ずっと飲み続けていたのですが、

10月18日に水を飲み込めなくなり、

水薬を飲むのを諦めてしまいました。

水薬を飲ませる前は足が激痛だったのですが、

飲み始めてから痛みが治まり、

最後まで足の痛みはありませんでした。

亡くなる数日前に血液検査をしましたが、

数値がものすごく悪く、

輸血や透析をしなければいけない状態なのに、

足の痛みもなく話もできるのは奇跡ですよと言われました。

水薬のおかけでは?と思いました。

母は10月18日には水も飲む事ができなくなり、食事もとれず、日に日に弱っていきました。

入院せず、家にお医者様と看護師さんにきてもらい、

在宅で家族で看病して、最後も家族全員で見る事ができました。

母が亡くなり信じられない気持ちでおりますが、

間様とご縁をいただき、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを送っていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

いつも迅速に対応してくださり、

ご相談しても、とても親切に教えて下さり、

温かいお言葉をかけてくださり、とても心強かったです。

本当にありがとうございました。」


「ずっとご親切に対応していただき心から感謝しております。

余命3ヶ月くらいの言われていましたが、

おかげさまで半年以上も生きることができました。

間さんのお言葉に本人も大きく励まされておりました。

もっと早くから服用していたらと思うと残念で仕方ありません。

本当にありがとうございました。

心から感謝しております。

どうかお身体を大切になさってください。」


等、たくさんのメールをいただきました。

御冥福をお祈り致します。


※連絡なく服用を中止された方々もいますが、

基本的にこちらから連絡することはありませんので、

ご存命なのか、お亡くなりになられたのかは定かでありません。

そのような方々がいるということも考慮されてください。


ここからは毎年報告する際の重複になりますが、

僕は10年経った今でも、

パラヒドロキシベンズアルデヒドで腫瘍が簡単に消えるなどと、

そこまで期待はしていません。

しかし上記の報告だけでも十分に、

今後のさらなる可能性が楽しみになります。


同じことを書くようですが、

僕は “ 腫瘍が消える ” ということに重点は置いてなくて、

いかに、

“ 毎日をいつもと(健常時と)変わらず穏やかに過ごせるか ”

に重点を置いているので、

「腫瘍は小さくはなってないけど、大きくもなってもいなく、体調も安定している」

という報告だけでも嬉しくなりますし、

何よりメールの文面が明るく前向きな文章に変わってきている感じがするので、

精神的にもプラセボ効果(プラシーボ効果)のように、

何らかの改善があるなら、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを服用する意味はあると思います。


上記の効果についても、

もちろんパラヒドロキシベンズアルデヒドが効いているかどうかは分かりません。

しかし、

問い合わせをしてくる方々のほぼ全員が、

「抗がん剤治療ではなくパラヒドロキシベンズアルデヒドを試してみたい」

と問い合せしてくるので、

上記のほとんどは抗がん剤を投与していない方々の報告です。

なので上記の効果は、ほぼ抗がん剤の効果ではありません。


抗がん剤と併用されていて腫瘍が縮小されている方には、

「抗がん剤の効果であれば必ず増大してきます。絶対に油断はせず用心していきましょう」

とお伝えしています。


現在、

抗がん剤をしながらパラヒドロキシベンズアルデヒドを併用されている方は、

今のところ65名しかいません。

この65名の方は今のところ順調のようです。


毎年書いていますが、

全国に数ヶ所あるパラヒドロキシベンズアルデヒドを処方するクリニックで、

処方を受けている患者さんからも、

かなりの問い合わせを頂いています。

全てが料金に関するもので、

各クリニックの料金を詳しく聞くと、

はじめは安かったのが、

量が増えてくると徐々に高額になり、

一般的な所得の方ではなかなか長い期間続けるのは困難な金額になっています。

自由診療なので高いのはしょうがないかもしれません。

代替療法の多くでは、

患者さんが少し無理をすれば何とか払える、

という程度の金銭が要求されます。

短期間試す程度であればまだしも、

長期間にわたって取り入れるとなると結構な額になってしまいます。

代替医療、特にパラヒドロキシベンズアルデヒドのような、

がんの患者さんにとっての小さな希望が高額であってはなりません。

代替医療は高いお金をかけてやるものではないと思います。

それがあまりにも高額であれば、

本来の医学的な治療を行う際の妨げになってしまいます。

先端的な自由診療を行うのであれば尚更です。

代替医療に高額なお金をかけるよりも、

個人的には、

そういうお金はできるだけセーブして、

穏やかに過ごしながら、体が動くのであれば伴侶と旅行したり、

効果が期待できる、

科学的根拠のある先端的治療を受ける費用に振り向けるべきだと思っています。


そういった金銭的な部分でお困りの方も、

ぜひご相談されてください。


この10年間を見てきての後記になりますが、

パラヒドロキシベンズアルデヒドが効くとはもちろん言えません。

しかし試す価値は十分にあると思います。

治療法や術後予防でお悩みの方々は1度試されてみるといいと思います。


病名、がんのステージや症状など何回かやりとりをさせていただき、

ある程度の信頼関係が築けた方のみ、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを3週間分は無料でお送りしますので、

お気軽にメールでお問い合わせください。











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間 黒助



  


Posted by ブラックジャックの孫 at 14:53パラヒドロキシベンズアルデヒド

2022年11月28日

50歳未満でのがんの発症が世界中で増加



間 黒助です。


先日こんなニュースがありました。



<14種類のがんの発症率が世界的に上昇傾向>

50歳未満で発症するがんの増加は世界的な問題であり、

そこには質の悪い食生活や、

肥満、運動不足などの要因が関連している可能性が高い、

とするレビュー論文が、

米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院、

およびハーバード大学医学大学院の荻野周史氏らにより、

「Nature Reviews Clinical Oncology」

に9月6日(2022年)発表された。


この研究ではまず、

1990年代以降、50歳未満の成人で、

14種類のがんの発症率が、

世界的に上昇傾向にあることが述べられている。

14種類のがんとは、

乳房、大腸、子宮内膜、食道、肝外胆管、胆嚢、頭頸部、

腎臓、肝臓、骨髄、膵臓、前立腺、胃、甲状腺のがんである。

また増加が見られた国は、

米国、カナダ、スウェーデン、

イギリス(イングランドとウェールズ)、エクアドル、ウガンダ、

韓国などである。

さらに、これらのがん発症率の増加傾向は、

「Global Cancer Observatory」

のデータ(2000~2012年)を用いた分析でも確認されたという。


このような増加の原因としては、

乳がんや大腸がんなどの、

一部のがんでのスクリーニング検査数の増加が考えられる。

しかし、

「50歳未満でのがんの発症率の上昇は、

ほとんどの場合、

がん検出例の増加から予測される数字を超えている」

と荻野氏は述べる。

また、増加しているがんの多くは、

消化管に沿って発生するものだという。

同氏は、

「これは、腸内細菌叢が、

がんの発生に影響している可能性を示唆している」

と話す。


腸内細菌叢は、

体内の、主に消化管に生息する膨大な数の細菌のことである。

免疫系に影響を及ぼし、

慢性的な炎症を抑えるなどの、

重要な機能を持つ腸内細菌叢が、

健康にとっていかに重要であるかを明らかにした研究結果が、

近年、相次いで報告されている。


腸内細菌叢の構成は、

部分的には遺伝に依存する。

しかし荻野氏は、

「食事、アルコール摂取、

喫煙、運動、抗菌薬の使用などの環境要因も重要だ」

と述べ、

「こうした環境要因への曝露の状況は、

ここ数十年で大幅に変化した」

と説明する。

その例として同氏が挙げるのが、

「西洋型の」食生活だ。

西洋型の食生活とは、

加工度の高い食品、砂糖、赤肉の摂取量が多く、

果物、野菜、食物繊維、

「良質な」脂肪の摂取量が少ない食事を指す。

西洋型の食生活は、

大腸がんなどの特定のがんリスクの増加と関連付けられている。


50歳未満での大腸がんの増加は、特に注目を集めている。

米国立がん研究所によると、

大腸がんの発症率は、

65歳以上では減少傾向にあるのとは対照的に、

50歳未満では増加傾向にあり、

1990年代から2倍以上になっているという。


早期発症型の大腸がんに、

腸内細菌叢が果たす潜在的な役割について研究を進めている、

米MedStarジョージタウン大学病院のBenjamin Weinberg氏は、

「50歳未満の人に生じる大腸がんは、

腫瘍に対して免疫系がうまく機能できていないことを示唆している。

免疫系の機能は、

腸内細菌叢の多様性によりサポートされていることを示すエビデンスもある」

と話す。


もちろん、

小児や若年成人で近年急増している肥満の影響も、

50歳未満での大腸がんの増加に関連していることが考えられる。

しかしWeinberg氏は、

「確かに人口レベルで見ると、

肥満と大腸がんリスクとの間に関連は認められるが、

大腸がんの診断を受けた若年成人の多くは肥満ではない。

そのため、このがんの発症率上昇の背後にある理由は、

単一の要因では説明できないのではないか」

との見方を示している。


Weinberg氏は、

「がんの発症を抑えるためには、

栄養豊かなホールフードの多い食生活、

定期的な運動、禁煙、アルコールの制限、

必要に応じた抗菌薬の使用といった、

これまで専門家たちが長きにわたって助言してきたことを守るのが賢明だろう」

と話す。


一方、荻野氏は、

「健康的な生活習慣は、

人生の早期の段階で身に付けるようにするべきだ。

今回の研究から導き出せる最も重要なメッセージは、

将来の子どものがんリスクは、

親の今の行動にかかっているというものだ」

と話す。

ただし同氏は、

ジャンクフードの摂取や、

スクリーンタイムが当たり前になった現代では、

親自身も助けを必要としているとし、

「健康的な食事、定期的な運動、

健康的な睡眠パターンなどを、

優先させられるかどうかは社会にかかっている」

と結論付けている。




<国際医学短信2022年10月9日(日)配信>











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Posted by ブラックジャックの孫 at 09:56ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2022年10月04日

「イミフィンジ+化学療法」進行胆道がんに対する治療薬としてFDAが承認



間 黒助です。


先日こんなニュースがありました。




進行胆道がんに対する治療薬として、

「デュルバルマブ(製品名:イミフィンジ)+化学療法(ゲムシタビン+シスプラチン)」

併用療法を米国食品医薬品局(FDA)が承認しました。


<イミフィンジ、プラセボと比較して死亡リスクを20%低下>

アストラゼネカは2022年9月5日、

局所進行または転移性胆道がんの成人患者さんの治療薬として、

「デュルバルマブ+化学療法」

がFDAから承認を取得したことを発表しました。

今回の承認は、TOPAZ-1試験の結果に基づくものです。


TOPAZ-1試験は、

肝内胆管がん、肝外胆管がん、

および胆嚢がん(乳頭部がんを除く)などの、

切除不能な進行または転移性胆道がん患者さん685人を対象に、

一次治療として、

「デュルバルマブ+化学療法」と「プラセボ+化学療法」

を比較した第3相試験です。

主要評価項目は全生存期間、

主要な副次的評価項目は無増悪生存期間、

全奏効率、安全性などでした。


解析の結果、

「デュルバルマブ+化学療法」は、

「プラセボ+化学療法」と比較して、

死亡リスクを20%低下し、

全生存期間の延長が認められました。

また、治療開始から2年後の時点での患者さんの生存率は、

「デュルバルマブ+化学療法」25%、

「プラセボ+化学療法」10%と推定されました。

PD-L1の発現状況や腫瘍の原発部位にかかわらず、

事前に規定されたすべてのサブグループで一致していました。


ワシントンDCにある、

メドスタージョージタウン大学病院、

ジョージタウンロンバルディ総合がんセンターの、

消化器がんプログラムのリーダーであり、

TOPAZ-1試験の治験責任医師でもあるAiwu Ruth He准教授は、

次のように述べています。


「進行胆道がんの治療は10年以上もの間大きな進展がありませんでした。

今回の承認は、

忍容性が良好で、

より効果的な新規の治療選択肢を早急に必要としている、

進行胆道がんの患者さんにとって、

大きな一歩となるものです。

イミフィンジと化学療法の併用療法は、

化学療法単独と比べて生存期間の延長を示しており、

予後不良という問題に長年直面してきた、

進行胆道がんにおいて新たな標準治療となるべきものです」




2022年9月5日アストラゼネカ株式会社プレスリリース











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2022年08月23日

早期大腸がんを高周波ナイフで切除して高い治療成績 5年生存率94%、がん研究センター



間 黒助です。


昨日、こんなニュースがありました。




早期の大腸がんを高周波ナイフで切除する内視鏡治療を続けた結果、

再発はほとんどなく、

5年生存率は約94%という高い治療成績を上げることができた、

と国立がん研究センター(東京都中央区)の研究グループが発表した。

大腸がんは国内で最も患者数が多いがんで、

男女合わせて年間15万人以上が新たな患者となる。

この治療法は、

「内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)」と呼ばれ、

患者の負担が少ないのが特長。

既に保険適用になって大規模病院を中心に普及しているが、

研究グループは、

「国内だけでなく世界的な標準治療となってほしい」

と期待している。


大腸や胃、食道の壁は、

粘膜層、粘膜下層、筋層という3つの層からできているが、

がんは粘膜層から発生する。

同センターが開発したESDは、

病変の下の粘膜下層に生理食塩水やヒアルロン酸ナトリウムなどを注入。

がんを浮き上がらせて、

高周波ナイフで病変周囲の粘膜を少しずつ切開し、

粘膜下層から病変をはがす。


このESDは大腸がんの場合、

通常は大きさ2cm以上の早期がんが対象。

同センターが開発した内視鏡用の高周波ナイフの開発を基に確立した治療法で、

大腸がん向けには2012年に保険適用された。

以降、

ESDを使いこなせる医療スタッフがいる大規模病院を中心に普及が進んでいたが、

長期的な治療効果や安全性に関する報告はこれまでなかった。


国立がん研究センター中央病院と、

NTT東日本関東病院などの研究グループは、

両病院を含む国内20の病院で早期大腸がんと診断され、

ESD治療を実施した1883人の患者の5年の全生存率などの治療成績を調べた。


その結果、

97%の施術例で取り残しを避けることができる「一括切除」が可能だった。

そして5年生存率は93.6%、

切除できた腸管温存率は98%。

切除後の局所再発はわずか0.5%しかなかったという。


研究グループによると、

早期大腸がんの治療法としては、

主に腸管を切除する外科手術と、

内視鏡で病変を見ながら、

輪状の細いワイヤー(スネア)を用いて病変を切り取る、

内視鏡的粘膜切除術(EMR)が行われてきた。

しかし、

外科手術は病変を取り残しなく切除できるものの患者の負担が大きく、

術後の「生活の質(QOL)」も低下しがちだった。

EMRは簡便で短時間での治療が可能だが、

スネアの直径を超える2cm以上の病変は分割して切り取らなくてはならない。

このために取り残しが生じて再発につながる恐れがあるという。

大腸は大きく結腸と直腸に分けられ、

結腸はさらに盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸に分かれる。

これらの大腸にがんができ、

進行するとがん病変は粘膜層から大腸壁の奥深くまで侵入し、

やがて大腸壁の中のリンパ液や、

血液の流れに乗ってリンパ節や肝臓、肺などに転移する。

進行すると治療成績も悪くなる。


国立がん研究センターによると、

2019年に、

新たに大腸がん(上皮内がんを除く)と診断された患者は、

男性約8万7900人、

女性約6万7800人。

男性、女性の部位別数で、

大腸はそれぞれ前立腺、乳房に次いで2番目だが、

男女合わせると大腸は約15万人を大きく超えて最も多い。

5年生存率は男女合わせると70%程度で、

ステージⅣの進行結腸がんは20%程度まで低下する。


今回の調査結果について研究グループは、

早期診断、早期治療の重要性を強調した上で、

大きさが2cm以上であっても転移リスクの少ない早期大腸がんであれば、

ESDはEMRよりも再発リスクを低く抑えられ、

外科手術よりも高い術後QOLを維持できる、と強調している。


また大腸がんは、

日本ばかりでなく世界的に患者数が多いことから、

今後は世界的にもESDが標準治療となり、

生存率の向上や術後QOLの維持に貢献することが期待できる、としている。




『 早期の大腸がんに対する高い治療成績が分かったESDの主な手順 』

(国立がん研究センター提供)


<8/22(月) 15:21配信 サイエンスポータル>






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2022年07月26日

リムパーザ、BRCA陽性かつHER2陰性の高リスク早期乳がん患者さんに対する術後薬物療法としてCHMPが承認勧告



間 黒助です。


先日、こんな報告がありました。


<リムパーザ、プラセボと比較して浸潤性乳がんの再発、二次がん、または死亡リスクを42%低下>

アストラゼネカとメルク社は2022年6月27日、

術前または術後のいずれかに、

化学療法を受けたBRCA遺伝子変異陽性かつ、

HER2陰性の高リスク早期乳がん成人患者さんに対する術後薬物療法として、

オラパリブの単剤療法または内分泌療法との併用療法で、

欧州連合での製造販売承認が勧告されたことを発表しました。

今回の承認勧告は、OlympiA試験の結果に基づくものです。


OlympiA試験は、

BRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の高リスク早期乳がんで、

根治的な局所治療および、

術前または術後補助化学療法を完了した患者さんを対象に、

術後薬物療法として投与したときのオラパリブの有効性、

および安全性をプラセボと比較した第3相試験です。

主要評価項目は無浸潤疾患生存期間で、

無作為化から最初の局所領域再発、遠隔再発、新規がん発現、

または死因を問わない死亡までの期間と定義されています。


解析の結果、

オラパリブはプラセボと比較して、

浸潤性乳がんの再発、二次がん、または死亡リスクを42%低下。

無浸潤疾患生存期間の統計学的に有意かつ、

臨床的に意義のある延長を示しました。

また、

全生存期間の統計学的に有意かつ臨床的に意義のある延長を示し、

死亡リスクを32%低下させました。

安全性および忍容性プロファイルは、

過去の臨床試験のプロファイルと一貫していました。


OlympiA試験運営委員会の委員長であり、

Oncology at The Institute of Cancer Research,

London and Kings College Londonの教授であるAndrew Tutt氏は、

次のように述べています。

「高リスク早期乳がん患者さんにとって、

再発リスクは依然として非常に高く、

患者さんの4人に1人以上の割合で再発する可能性があります。

今日の勧告は、

リムパーザによる治療が適格である患者さんの、

全生存期間を延長する新たな標準治療薬候補が出てきたことを示し、

欧州の患者さんにとって希望となるニュースです」


<参考リンク : アストラゼネカ株式会社 プレスリリース







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2022年06月17日

治験中のがん新療法、18人全員の腫瘍が6ヶ月で消失 専門医「前代未聞」



間 黒助です。


先日、こんなニュースがありました。




<手術の必要もなく、薬の服用だけですべての患者が寛解に至った>

アメリカで行われた小規模な臨床試験において、

参加者全員のがんが消失する結果が確認された。

研究に直接参加していないがん専門医も、

「前代未聞」の効果だと述べ驚きをあらわにしている。


この臨床試験は、

特定のタイプの直腸がんの患者を対象としたものだ。

より多くの患者に適用するため現在も治験が続けられており、

現在のところ18名に対して実施が完了している。

治療薬のドスタルリマブを従来よりも早い段階で投与したところ、

これら18名において、

投薬開始から6ヶ月後までに100%のケースで腫瘍が消失していることが確認された。

患者たちにとっても思いがけない吉報となったようだ。

患者たちは当初、

服薬のみならず、

放射線療法や手術など複合的な手法で治療を進めると説明されていた。

一般に、

侵襲的な放射線治療や手術では、

腫瘍の縮小を期待できる一方、

身体機能の一部を喪失するリスクが伴う。

投薬のみでの寛解を知った患者らは完治に驚き、

正常な身体機能が今後も維持できると喜んでいるという。


臨床試験はニューヨークの、

メモリアル・スローン・ケタリング・がんセンター(MSTがんセンター)が主導し、

製薬会社のグラクソ・スミスクラインが資金を支援している。

うち12人の患者についての試験結果をまとめた論文が6月5日、

医学ジャーナル『ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』

に掲載された。


<複数の検査で消失を確認 2年経っても再発せず>

18人全員の腫瘍がなくなる展開は、

治験を担当した医師たちの予想を超えるものだった。

直腸がんを患うこれらの患者たちは、

ドスタリマブを3週間隔で6ヶ月間投与されたのみだ。

治験終了時に、

診察、内視鏡、精密検査のPET、MRIスキャンを実施したが、

いずれの手法でも腫瘍の存在が確認されなかったため完治と判断された。


治験は2019年から順次行われ、

現在までに18名の患者が実施期間を完了している。

投薬終了から最長で2年が経過しているが、

どの患者にも腫瘍の再発は確認されていない。

論文著者である、

MSTがんセンターのルイス・A・ディアス Jr.博士は、

ニューヨーク・タイムズ紙に対し、

「がんの歴史上、はじめての出来事だと考えています」

と説明している。

博士の認識する限り、

すべての患者のがんを完全に消滅させた研究はこれまでにないという。







研究に直接関与していない第三者も、

治験の成果に驚きの表情を浮かべる。

カリフォルニア大学サンフランシスコ校で、

大腸がんを専門に研究しているアラン・P・ヴェノーク博士は、

患者全員で完治が確認されたのは「前代未聞」だとコメントしている。


<今回は特定の直腸がんで確認 応用に期待>

治験の対象となったのは、

ミスマッチ修復欠損型(MMRd)とよばれる種類の直腸がんだ。

細胞分裂時などにDNAの鎖のうえに不正な塩基対が発生することがあるが、

このエラーを除去する機能が働かないことで遺伝子が不安定になり、

腫瘍が発生しやすくなる。


このタイプのがんはこれまで、

投薬での治療が効きづらいとされてきた。

ただし既存の研究により、

治療薬の一種であるペムブロリズマブを転移前の早い段階で投与した場合、

腫瘍が安定化や縮小、

一部のケースでは消滅することが確認されている。


そこで研究者たちは今回、

類似の作用をもつドスタルリマブを用い、

がんが転移する前の早い段階で投与した場合の効果を確認した。

すると、

腫瘍の安定化などが確認されたペムブロリズマブ(キイトルーダ)を上回り、

すべての患者で腫瘍の消失に至った。


欧州のニュース専門チャンネル『ユーロニュース』は。

ドスタリマブおよびペムブロリズマブについて、

米国立がん研究所による解説をもとに、

免疫機能の「ブレーキを解除」する薬だと説明している。

免疫細胞の制限を解除することで、がん細胞を認識・攻撃する能力を高める。


今回の治験は小規模なものであり、

効果を確定するにはさらに大規模な試験を実施する必要がある。

研究者たちは治験への参加者を引き続き募っており、

継続して効果を測定する方針だ。

また、同様の手法をほかのがんにも適用できないか検討しており、

胃がんや前立腺がん、膵臓がんなどの患者での治験を視野に入れている。


すべてのがんに適用できるわけではないものの、

今回の研究により将来的に助かる命が増えるかもしれない。

諦めていた身体機能も維持できるとして、喜びも広がりそうだ。


<6/15(水) 17:25配信 Newsweek日本版>







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2022年06月09日

「粒子線治療」の保険適用が4月から拡大 患者負担は3割に増えるも、より身近に



間 黒助です。




本日こんなニュースがありました。




これまで前立腺がんや小児がんなど、

ごく一部のがんの治療にしか認められていなかった、

粒子線治療の保険適用がこの4月1日から拡大されている。

粒子線には陽子線と重粒子線があり、

これまでに保険適用された一部のがんを除き、

保険が利かない自由診療では陽子線治療約270万円、

重粒子線治療では約315万円と高額の医療費が患者負担になっていた。


●3割負担で高額療養制度も利用可

これが4月1日からの保険適用で、

患者の負担は1割から3割になる。

さらに高額療養費制度を利用すれば(収入にもよるが)、

患者の実質負担額は8万円から15万円で済む。


新たに保険診療が適用される疾患は、

陽子線と重粒子線で、

①長径4センチ以上の肝細胞がん

②肝内胆管がん

③局所進行性膵がん

④術後局所再発した大腸がん

加えて重粒子線の、

⑤局所進行性子宮頚部腺がん

の5疾患。


粒子線治療についてサイエンスライターの平林茂氏が説明する。

「同じ放射線でも、

Ⅹ線の3~4倍の強いエネルギー量を集中して腫瘍部分に照射するため、

局所制御率が非常に高く、

周辺の他臓器が受ける負担を減らす。

前立腺がんでは、

男性機能を含め周辺臓器が温存され、

患者のQOL(クオリティー・オブ・ライフ)が保たれることが特徴です。」


2018年に放射線医学総合研究所(現QST病院)で、

前立腺がんの重粒子線治療を受けたA氏(62歳・青森県)が言う。

「治療は火曜日から金曜日の4日間で、

その後月曜日まで3日間は休み。

治療時間は2分間ほどで体調の変化もまったくなかった。

私はホテルからの通院でしたが、通院治療の患者さんもいましたね。」


被膜外浸潤を伴う高リスクの前立腺がんで、

2010年にQST病院で重粒子線治療を受けたB氏(当時69歳・新潟県)に電話を入れると、

元気な声が返ってきた。

「今年で80歳になりました。

退院後全くこれまで健康状態に異常はありません。

検査通院も3年前に先生から『もう大丈夫』とお墨付きをもらってからは行っていません。」


●手術が不可能な患者にも治療できる

重粒子線治療は、

先進医療として国内で承認されて20年になるが、

重粒子線治療の開始から最先端を走ってきた、

QST病院国際治療研究センター長の辻比呂志氏が語る。

「重粒子線治療は手術が不可能な患者に治療できるケースが多く、

加えて手術ができる患者さんについて、

疾患によっては外科手術と同等の生存率が得られる。

前立腺がんで重粒子治療を受けた患者の寛解は10年ですが、

他のほとんどのがんは術後5年元気だったら寛解といっていいでしょう。

今後は先端治療として実施されている、

肺がん、食道がん、腎臓がん、子宮がんなども、

保険適用になるべきと考えます。」


粒子線治療がより身近に、そして期待が広がる治療法になる。




<6/9(木) 9:06配信 日刊ゲンダイデジタル>









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2022年04月06日

※再掲①※ 病院や医師任せではまともな医療は受けられない



間 黒助です。




最近、多忙でなかなか自分の言葉をブログにできていないのですが、

色々とキーワード検索して、

今がんと闘っておられる方々のブログは拝読させていただいています。

拝読させていただいてて思うのは、

医師任せの方がかなり多いので、

今一度、お伝えさせてください。



ガンの治療法は進行度によって異なります。

進行度が高くなるほど色々な治療法があり、

治療法によっては一長一短がありますが、

出来るだけ苦痛の少ない最良の治療を受けることが大切です。


かなり進行したガンの場合、

何の治療もしないのが最良ということもあります。

助からない可能性が高いとか、

余命が限られているのなら、

最良の生き方をする必要があり、

死後のための準備も必要になるからです。


しかし現実には、

病状、治療効果、予後について、

患者さんの方が正しく理解しておらず、

病院任せ、医師任せの人があまりに多いように思えてなりません。


特に助からないガンの場合は、

どういう治療を受けるか、

どういう生き方をするか、

医師任せではなく、

真実を全て理解して自分で決めていかなければならないのです。


病院に任せておけば医師が最良の医療をしてくれるほど、

日本のガン医療全体のレベルは高くない、ということを理解すべきです。


医師にとっての1人の患者さんは、

対処しなければならない大勢の患者さんの中の1人に過ぎません。

医療行為も生きていくための仕事で、

患者さん1人1人について、

「自分がその立場だったらどうしてもらいたいか」

を考えて、

最善を尽くしているとは限らないのです。


中には、

「特別にお願いした高名な先生から、手術は完璧にできましたと言われたので、

再発するとは思ってなかった」

と嘆く人がいます。


しかし、

完璧にできたというのは、

手術に特別のトラブルが無かったということで、

「手術合併症を起こす可能性は少ない」

という意味なのです。

ガンが再発しないということではありません。


ガンの手術は、

食道ガン、肝臓ガン、胆道ガン、膵臓ガン、下部直腸ガンで肛門を残すなど以外は、

慣れた外科医にとってはそれほど技量差はなく、

心臓の手術程上手・下手が無いと思います。


ガンの手術の名医とは、

本当に手術が最適である患者さんに限って手術をし、

手術合併症を起こさない人です。

よほど非常識な手術をしない限り、

名医が手術したから治って、

そうでない人が手術したから再発する、

などということはありません。


「ガンを全部取りました」

と言われたので、

「治る可能性が高いか、治らないまでも長生きできると思っていた」

と言う人もいます。


進行ガンになるほど目に見えるガンをどんなに丁寧に切除しても、

見えないガン細胞がたくさん残っている確率が高く、

離れた部位に転移を起こしていることもあるのです。


手術後再発をしてから、

「最善を尽くすと言うので、後遺症が酷いと知りつつ大手術を受けた。

この手術で治るか、治らないまでも長生きできると思って我慢して受けたのに、

こんなことになるなら、最初から本当のことを言ってもらいたかった」

と言う人もいます。


効果の明らかでない抗がん剤治療、放射線治療、民間療法の連続で末期になり、

治療を受けたことを後悔している人もいます。


患者さんの方も、

治療がどの程度効く可能性があるのかを聞くべきなのです。







※がんについてや、

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間 黒助





  


Posted by ブラックジャックの孫 at 09:26ガンになったら

2022年04月06日

※再掲②※ 医師以上に病気に詳しくなる



間 黒助です。




最近、多忙でなかなか自分の言葉をブログにできていないのですが、

色々とブログを検索して、

今がんと闘っておられる方々のブログは拝読させていただいています。

拝読させていただいてて思うのは、

医師任せの方がかなり多いので、

今一度、お伝えさせてください。

『 医師以上に病気に詳しくなる 』 というタイトルを見て、

医師以上の知識量を持つなんて、

できるわけないと思った人もいるでしょう。

しかし心配しないでください。

別に「医療全般で医師以上になりましょう」と言っているわけではありません。

自分の病気に関してだけ、

「医師を超えるほどの知識量を身につけませんか」

と言っているのです。


胃がんなら胃がん、

肺がんなら肺がんと、

ピンポイントで知識の吸収を行えばそれほど難しいことではありません。

疑問が生じたら、

目の前の医師(主治医)に聞けばいいだけですし、

それによって医師の質も分かります。

知識を入れる時間は十分にあります。

がんと分かってから3ヶ月は普通に時間の猶予はあるでしょう。

国家試験を受けるわけではないのです。

それだけの時間があれば、

少なくとも医師並みの知識を身につけることは難しいことではありません。


実際、

鬱病の患者さんの薬の知識は凄いものがあります。

その薬によって、

どこでどんな医療事故が起きたのかといったことまですらすら出てきます。

知識で医師を超えることは難しいことではありません。


逆に知識不足のまま手術をしてしまうと、

どうしても医師依存の治療になってしまいます。

すると、

自分の身体なのに何をされているのか、

どんな薬を入れられているのか、

ろくに分からずにベルトコンベヤーに乗せられたように治療は進んでしまいます。

標準治療なのですから、そうなるのは当たり前です。

ベルトコンベヤーに乗せられることなく1つ1つ自分で検討する。

医師が急かしても気にしないこと。

時間は十分にありますから、しっかり学んでください。







※がんについてや、

がん治療に対して少しでも疑問に思ってること、

ご質問やご相談のある方は、

コメントにお書きになるか、

または下記のメールアドレスにメール下さい。

真摯なご質問・ご相談には必ず返信致します。


【間 黒助へのご質問・ご相談はこちらまで】

kurosukehazama@yahoo.co.jp


コメントは“承認後に受け付ける”の設定になってますので、

コメントに書いた内容がいきなり公開されることはありません。

公開を控えて欲しい場合はそう書いてもらって結構です。

公開を控えて欲しいというコメントへの返答は、

質問内容を控えてブログの『コメントへの返答』カテゴリーで随時アップします。

少しでも心配事があるなら遠慮せずにコメント下さい。

そんな少しのことで今後が、未来が変わるかもしれません。


僕がご相談やご質問に対してどう返答しても決めるのは自分です。

そのためには少しでも情報を集め、

後悔しない選択をしてください。

少しでもお役に立てればと思っております。




間 黒助



  


Posted by ブラックジャックの孫 at 09:24ガンになったら

2022年04月06日

※再掲③※ 医師の無理解に直面したとき患者はどうすべきか



間 黒助です。




最近、主治医や医師との接し方に関してのご相談が多いので、

前に書いた記事を再掲いたします。




医師の無理解に直面したとき、

患者さん達は実際に自らの命を預ける主治医を選べないという現状は、

すぐには変わりません。


先端的な治療法や、

まだ評価の定まっていない治療法を試したいという気持ちがあっても、

それに主治医がすんなり同意してくれない場合は、

どうすればいいのでしょうか。


それには、

自分自身の治療法の選択は本来、自分自身がすべきもの、

という強い気持ちを持つことが必要だと思います。

また、

それは患者さんの権利です。


医師はガン治療の方向性を示してくれます。

もちろん、

その医師の経験や考え方なども関係してきますが、

基本的には統計的なデータに従い、

少しでも優位と思われる標準治療法を勧めてくれます。

但し、

その医師の専門分野の中でです。


高い確率で完治が見込める手術や治療なら、

それは行うべきです。


また、

その治療をすることによって、

患者さんのその後のQOL(生活の質)が維持、向上できるのなら、

それらの治療も必要でしょう。


しかし、

ガンという病気に関しては、

この国ではそうでない場合にも手術や抗がん剤による治療が多く行われている、

という現実があります。


また、

術後の再発時には、

標準治療の枠内では化学療法である抗がん剤治療が通常勧められます。

これは多くの場合、副作用が多い割には、

僅かな余命の延長しかもたらしてくれないか、

無効なこともかなりある治療です。


医師は、

治療の曲がり角のときに、

これから行おうとする治療について丁寧に説明してくれるでしょう。

しかし、

だからといって医師の示す治療法に必ず同意する必要は患者さんにはありません。

断ることもできるし、

もちろん別の選択をすることもできるのです。


これは、

患者としての重要な権利です。

患者さんが受けたいという治療を医師が拒否するべきではないし、

またその権利もありません。


しかし、

いまだに自分の勧める治療法以外を選択しようとすると、

「責任が取れないので出て行ってくれ」

と言う医師もいます。

日本のガン治療の中核に位置するガンの専門病院ですら、

この手の医師は多く見られます。


このような場合には患者は聞き返すべきです。

「先生に従っていれば私のガンを完治させていただけるのですか?」 と。


再発したガンに関して言えば、

標準治療の枠内にいる限り、

それが期待できるケースは幸運な一部の人だけです。

多くのケースで完治が期待できないことを、

そんな医師達が重視する “ エビデンス ” が明確に語っています。


このような医師を主治医に持った患者さんは不幸です。

できるだけ早く医療機関を変更するなり、

主治医を変えてもらうなりするべきです。


日本では、

主治医は天から与えられたものかのように崇められる傾向がありますが、

それまでの人生で1度も接点がなく、

考え方や性格、経験も履歴も知らない1人の人間に、

いとも簡単に自分の命を預けてしまうのは自然なことではありません。

とはいえ、

この医師不足の時代に、

患者さんがわがままばかり言っていられないのも事実です。

また、

地域や病状によっては、

転院したくても選択肢がない、

ということも考えられます。

現実的には、

患者さんが選択する治療法を阻まない医師であれば、

それで良しとするしかないでしょう。


いずれにしても患者さんができることの1つに、

“ 治療法の選択 ” と “ 主治医の選択 ” があるということだけは、

ガンと闘う上で理解しておかなくてはいけないでしょう。


それに、

そもそもインターネットを使いこのブログを読んでいる人の大半は、

病院の主治医の提示する治療法に満足し、

何も逆らわずに信じ切って命を預けているような人ではないと思います。

現状の治療の範囲に満足せず、

何か新しいヒントがないかと探し回る、

命を諦めない人達でしょう。


僕もそのような人達の役に立つために書き続けていく所存です。









※こういった活動もしています。ぜひご一読ください※

<パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りし始めて9年が経ちました>

https://kurosukehazama.ti-da.net/e12082042.html




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間 黒助





  


Posted by ブラックジャックの孫 at 09:23ガンになったら

2021年11月26日

受診控え、がん患者6万人減 20年、コロナ影響で初めて



間 黒助です。




本日こんなニュースがありました。






国立がん研究センターは25日、

全国のがん診療連携拠点病院などで、

2020年に新たにがんと診断された人は、

19年と比べて6万人減ったと発表した。

1施設当たりの減少割合は4.6%だった。

増加傾向にあるがん患者数が実際に減ったとは考えにくく

新型コロナの影響で、

検診や受診を控える人が増えた影響とみられる。

今後、がんの発見が遅れ、

進行した状態で見つかる人が増えると懸念される。


がんの診断数が減ったのは07年の集計開始以来初めて。

がん治療は早期に始めるほど生存率が上がる傾向があり、

厚労省は、

「がん検診などの受診は、不要不急の外出に当たらない」

として、受診を勧奨した。









<2021年11月26日 00時01分 (共同通信)>






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間 黒助



  

Posted by ブラックジャックの孫 at 09:20ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2021年11月10日

パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りし始めて9年が経ちました



間 黒助です。



パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りする活動を始めて9年が経ちましたので、

経過を報告したいと思います。



まず、

去年8年経ってから今日までのこの1年間で、

90名弱の方々(8年間合計約890名)の、

パラヒドロキシベンズアルデヒドに関する相談に乗り、

実際にお送りしてきました。

ほとんどの方々が継続していますが、

この1年も副作用らしい症例はありませんでした。


「腫瘍は小さくはなってないけど、大きくもなってなく、体調も安定している」

「腫瘍が小さくなり、マーカーの数値も下がっている」


抗がん剤と併用されてる方もいますので、

「腫瘍が小さくなった」

「マーカーの数値が下がっている」

とのご報告いただいた方々は一時的な抗がん剤の効果も考えられます。

それも踏まえて9年経ちましたが、

こういったメールを今もいただけています。


余命半年や1年と言われ、

それから数年経つ現在もご存命で元気にされている方々が数十名もいます。


この活動をはじめて9年経ち、

試す価値はあるなという想いがさらに強くなってきています。


パラヒドロキシベンズアルデヒドを服用されているほとんどの方が、

ステージⅢ~Ⅳの方々です。

術後予防で飲まれている方、予防目的で飲まれている方も350名ほどいます。


残念な報告ですが、

今年も僕がお送りしている末期ガンの方々6人がお亡くなりになられました。

そのうち3人は1ヶ月半、2ヶ月半、4ヶ月、と、

短期間の少量しか服用できませんでした。


パラヒドロキシベンズアルデヒドのことを知るタイミングや、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを入手するタイミングもありますが、

やはり寂しい気持ちでいっぱいになりました。


ご家族より、


「最初の1本を飲み終える事なく入院してしまい、

コロナの関係で私は面会もできないまま、

何もすることができずに無力感を感じております。

その節は早急に対応して頂きありがとうございました。」


「その節はご親切に対応していただき心から感謝しております。

その直前にがんセンターのほうから、

あと1ヶ月くらいの命と言われていましたが、

おかげさまで半年以上も生きることができました。

間さんのお言葉に本人も大きく励まされておりました。

もっと早くから服用していたらと思うと残念で仕方ありません。

他のがん患者さんらにも間さんのことは伝えております。

本当にありがとうございました。

心から感謝しております。

どうかお身体を大切になさってください。」


等のお言葉をいただきました。

御冥福をお祈り致します。


※連絡なく服用を中止された方々もいますが、

ご存命なのか、お亡くなりになられたのかは定かでありませんので、

そのような方々がいるということも考慮されてください。


ここからは毎年報告する際の重複になりますが、

僕は9年経った今でも、

パラヒドロキシベンズアルデヒドで腫瘍が簡単に消えるなどと、

そこまで期待はしていません。

しかし上記の報告だけでも十分に、

今後のさらなる可能性が楽しみになります。


同じことを書くようですが、

僕は “ 腫瘍が消える ” ということに重点は置いてなくて、

いかに、

“ 毎日をいつもと(健常時と)変わらず穏やかに過ごせるか ”

に重点を置いているので、

「腫瘍は小さくはなってないけど、大きくもなってもいなく、体調も安定している」

という報告だけでも嬉しくなりますし、

何よりメールの文面が明るく前向きな文章に変わってきている感じがするので、

精神的にもプラセボ効果(プラシーボ効果)のように、

何らかの改善があるなら、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを服用する意味はあると思います。


上記の効果についても、

もちろんパラヒドロキシベンズアルデヒドが効いているかどうかは分かりません。

しかし、

問い合わせをしてくる方々のほぼ全員が、

「抗がん剤治療ではなくパラヒドロキシベンズアルデヒドを試してみたい」

と問い合せしてくるので、

上記のほとんどは抗がん剤を投与していない方々の報告です。

なので上記の効果は、ほぼ抗がん剤の効果ではありません。


抗がん剤と併用されていて腫瘍が縮小されている方には、

「抗がん剤の効果であれば必ず増大してきます。絶対に油断はせず用心していきましょう」

とお伝えしています。


現在、

抗がん剤をしながらパラヒドロキシベンズアルデヒドを併用されている方は、

今のところ52名しかいません。

この52名の方は今のところ順調のようです。


毎年書いていますが、

全国に数ヶ所あるパラヒドロキシベンズアルデヒドを処方するクリニックで、

処方を受けている患者さんからも、

かなりの問い合わせを頂いています。

全てが料金に関するもので、

各クリニックの料金を詳しく聞くと、

はじめは安かったのが、

量が増えてくると徐々に高額になり、

一般的な所得の方ではなかなか長い期間続けるのは困難な金額になっています。

自由診療なので高いのはしょうがないかもしれません。

代替療法の多くでは、

患者さんが少し無理をすれば何とか払える、

という程度の金銭が要求されます。

短期間試す程度であればまだしも、

長期間にわたって取り入れるとなると結構な額になってしまいます。

代替医療、特にパラヒドロキシベンズアルデヒドのような、

ガンの患者さんにとっての小さな希望が高額であってはなりません。

代替医療は高いお金をかけてやるものではないと思います。

それがあまりにも高額であれば、

本来の医学的な治療を行う際の妨げになってしまいます。

先端的な自由診療を行うのであれば尚更です。

代替医療に高額なお金をかけるよりも、

個人的には、

そういうお金はできるだけセーブして、

穏やかに過ごしながら、体が動くのであれば伴侶と旅行したり、

効果が期待できる、

科学的根拠のある先端的治療を受ける費用に振り向けるべきだと思っています。


そういった金銭的な部分でお困りの方も、

ぜひご相談されて下さい。


この9年間を見てきての後記になりますが、

パラヒドロキシベンズアルデヒドが効くとはもちろん言えません。

しかし試す価値は十分にあると思います。

治療法や術後予防でお悩みの方々は1度試されてみるといいと思います。


病名、ガンのステージや症状など何回かやりとりをさせていただき、

ある程度の信頼関係が築けた方のみ、

パラヒドロキシベンズアルデヒドを3週間分は無料でお送りしますので、

お気軽にメールでお問い合わせください。









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間 黒助



  

Posted by ブラックジャックの孫 at 10:39パラヒドロキシベンズアルデヒド

2021年10月01日

ALS進行、白血病の薬で食い止める iPS創薬の治験で世界初



間 黒助です。




本日こんなニュースがありました。






体が徐々に動かなくなっていく難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」について、

京都大などのチームは30日、

iPS細胞を使って見つけた治療薬候補の、

「ボスチニブ」

を飲んでもらう治験の結果、

一部の患者で進行を止められた可能性があると発表した。

ALSの進行を食い止めた例は世界初とみられる。


チームの井上治久・京大iPS細胞研究所教授(神経内科)は、

「まだ少人数での結果」とした上で、

「科学の力で(ALSを)制圧できることが視野に入った」と話す。

ただ今回の治験は、

安全性を確かめるのが主な目的で、

少人数のため、効果があったかどうか統計的な判定はできない。

今後、規模の大きい治験を計画する。


ALSは筋力が低下し、

進行すると呼吸ができなくなる。

国内の患者は約9,000人とされ、

進行を遅らせる対症療法の薬はあるが、根本的な治療薬はない。


井上教授らは、

患者の皮膚からiPS細胞をつくって病気の細胞を再現。

既に別の病気で使われている薬などから効果があるものを調べ、

白血病治療薬の「ボスチニブ」が有望だと絞り込んだ。


今回の治験は、

ALSを発症してから早期で、

一定のペースで進行していくことを確認できた患者を対象とした。

1日100~300ミリグラムのボスチニブを、

12週間飲んだ患者9人のうち、5人は病気の進行が止まった。


井上教授は、

「通常ではみられない現象が起きた」

と説明する。


9人のうち、残りの4人は進行のペースが変わらなかった。


薬を飲む前の血液を調べたところ、

進行が止まった5人は、

止まらなかった4人と比べて、

神経細胞が壊れた時に出るたんぱく質の量が少ないこともわかった。

薬が効きそうかどうかの指標になり得るという。


ボスチニブは、

白血病には最大1日600ミリグラムまで使うことができる。

今回、

1日400ミリグラムを飲んだ患者では、

肝機能障害がみられたため、服用を中断した。

白血病治療でもみられる副作用で、

チームは今後の大規模な治験では、

期待できる効果とのバランスを慎重に検討し、

服用量や患者の対象基準などを計画する。


今回の治験の結果は、

10月3日から開催される「第25回世界神経学会議」でオンライン発表される。




<10/1(金) 0:00配信 朝日デジタル>











※こういった活動もしています。ぜひご一読ください※

<パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りし始めて8年が経ちました>

https://kurosukehazama.ti-da.net/e11763190.html






※ガンについてや、

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間 黒助



  


Posted by ブラックジャックの孫 at 12:02ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2021年08月31日

がん治療での日本と世界の乖離 日本で「手術」が多く「放射線治療」が少ない背景



間 黒助です。




先日こんなニュースがありました。






国民皆保険という制度により、

誰もが平等に、安心して医療を受けられる日本。

しかし、その裏で、

世界の常識と日本の常識がかけ離れている一面もある。

特に、がん治療においては、

日本だけが手術の数が圧倒的に多いという不可解な現状があるという──。


日本人の半数以上が一生に1度は経験するという、がん。

家族が患うことも考えれば、

もはや、全く関わりのない人はいないといっていいだろう。

しかし、ひと昔前は“不治の病”といわれていたが、

現代では医療の進歩によって、

通常の生活を取り戻す人もかなり増えてきている。

がんに罹患することと、

それを治療することは切っても切り離せず、

治療法の選択によっては、

その後の人生に悔いを残すこともあるようだ。


千葉県に住む主婦の飯田文子さん(65才・仮名)は、

15年前に受けた子宮頸がんの手術について、

「今でも心に引っかかるものがある」と明かす。


「早期の子宮頸がんだとわかり、

担当医師からは手術を提案されました。

自分なりに調べたところ、

放射線治療の方が副作用が少なく、

体への負担も軽いと知ったのですが、

医師は一方的に治療法を決め、

母と夫までもが揃って『放射線治療は危ない』」と、

原爆の後遺症の恐ろしさを持ち出して頭ごなしに猛反対されました。


外科手術を受け、

その後も元気に暮らしているので結果的によかったですが、

患者本人である私の話を、

誰も聞いてくれなかったことへのショックがいまも残っています」


もちろん命が助かること以上の望みはない。

しかし、日本では手術が一般的であるのに対し、

欧米では早期の子宮頸がんの8割が放射線や抗がん剤による治療だ。

年齢や体力、その後の生活を考えたとき、

外科手術がつねにベストなのか考慮し、

他の治療法を検討するのはごく自然なことといえる。


<「生存率が下がっても手術は避けたい」の声>

日本では“外科手術至上主義”ともいうべき現状がある。

それを示すこんな調査がある。

先進国における肺がん(ステージI)の患者が受けた治療を調査したものだ。

その数字を目で追うと、不思議なことに気づく。


アメリカでは手術が60%に対し放射線治療が25%。

イギリスでは手術が53%、放射線が12%。

オランダでは手術が47%、放射線が41%、

などとなっているのに比べ、

日本では手術が95%、放射線治療は5%と、

手術の割合が大きいのだ。


諸外国と日本の差について、

大船中央病院放射線治療センター長で医師の武田篤也さんが言う。


「それぞれの国で行われている治療法の違いには、

各国の健康保険制度の有無や、

国策なども関係しているのではないかと推測できます。

日本における手術の割合がここまで多いのは、

唯一の被爆国として知らず知らずのうちに植えつけられた、

放射線に対する抵抗感が関係しているのかもしれません」


さらに武田さんは、

医師の専門分野ごとの気質の差も一因ではないかとし、

こう説明を続ける。


「あくまで肌感覚ですが、

同じ医師でも外科医、内科医、放射線治療医では性格が違う。

すなわち、外科医は体育会系で元気がいいタイプ。

内科医は頭がよくて明晰な人が多い。

それに対して放射線治療医は、

よく言えば患者に寄り添うタイプ、

悪く言えば優柔不断な人が多いように思える。

それは学会のあり方にも表れており、

外科や内科の学会は全国の治療成績を公表しているが、

放射線治療科ではそれを行っていません」


がんが発見され、

様々な検査を経て病気のステージングを決定するまでは、

患者の対応は主に内科医の仕事となる。

そこで手術が最善の治療であると判断されれば、

患者は放射線治療医に話を聞く機会すら与えられないことも多いという。


例えばスポーツマン風の外科医に爽やかな笑顔で、

「切っちゃいましょう」

と言われ、そのまま従ってしまう患者もいるだろう。

一方、

放射線治療医があまりアピールが得意でない場合は、

患者に説明する機会が与えられないという可能性もある。

あるいは患者自身が、

「手術が根治治療、放射線は緩和治療」

と考えているケースもある。

海外では、

手術と放射線治療が同等レベルの選択肢として存在しているのに、

日本では必ずしもそうではないのかもしれない。

手術の負担の大きさを嫌う人は多いとはいえ、

放射線治療のメリットは小さくない。

先の各国調査でいう「放射線治療」とは、

「体幹部定位放射線治療」という治療法を指している。

これはピンポイントでがんの部位だけを焼くような手法のことだ。

前出の調査の対象となった肺がんに限らず、

肝臓がんや前立腺がんなどでも行われ、

保険適用である。

メスを入れて体の組織を切除するわけではないため、

体への負担が少なく、入院も不要なことが多い。


「仕事までの復帰期間も異なります。

早期肺がんの体幹部定位放射線治療であれば、

通院で5回、1回30分程度なので、

5日ほど会社を半休するくらい。

手術の場合は、

オペ自体が3時間ほど、

入院期間は1週間ほど。

自宅静養も含めると1ヶ月ほど仕事を休むことになります(武田さん)」


仕事への支障がここまで減らせるなら、

手術は避けたいと考えるのも普通だろう。


「私達が手術と放射線治療の両方を受けたことがある人を対象に、

『どちらの治療を受けたいか』

とアンケートを行ったところ、

生存率が同等ならばほとんどの人が放射線治療を受けたいと回答しました。

80才以上にいたっては、

『生存率が20%低下したとしても放射線治療を選ぶ』

と答えた人が半数を軽く超えており、

手術による負担が患者にとっていかに大きいかを考えさせられます(武田さん)」


患者の本音に耳を傾ければ、

こんなにも多くの人が手術を避けたがっていることがわかる。

それなのにこれほどまで多くの日本人が、

手術を受けることを余儀なくされるのはなぜだろうか。

医療経済ジャーナリストの室井一辰さんはこんな見立てをする。


「日本では今も外科医が強いという土壌がある。

それはがん治療においても同様で、

近年でこそ腫瘍内科という専門科ができましたが、

歴史的に見れば外科医が抗がん剤治療をしていたくらいです。

ですが、最近の医療技術の発達は目を見張るものがあり、

薬物療法、放射線や重粒子線など、

外科医が片手間でできなくなってきています」


日本以外の先進国では、

「放射線治療は危険」といった意識はなく、

むしろ放射線治療に舵が切られ始めている。

その理由を室井さんはこう説明する。


「手術は執刀医だけで行えるものではなく、

手術の補助、熟練の麻酔医や看護師も必須。

手術後のリハビリも必要で、

色々人手がかかりコストもかかる。

その点において放射線は体を切らない分、人件費を絞りやすい。

海外では国民皆保険の国は少なく、

日本ほど医療費をかけられず、

そもそもの手術費用も日本より高い。

手術での治療をしたくても、

日本ほど気軽に受けられないというのも本音なのです」


武田さんも言い添える。


「放射線治療は比較的安く受けられる治療です。

こうしたメリットをアピールできれば、

厚労省はもっと放射線治療を推し進める方針を取るかもしれません。

そもそも標準治療とは

“比較試験により生存率が最も高いことが証明された治療法”

なわけですが、

その比較試験は体力のある患者さんを対象としたもの。

患者さんの体調や併せ持つ持病、

年齢、嗜好まではあまり考慮されていません。

皆保険制度によってベターな選択にはなっていますが、

患者個人にとってベストかはまた別、というのが現状です」


<QOLを最優先する選択があってもいい>

日本の多くのがん治療では、

外科手術が標準治療として推奨され、

命が助かるかどうかを基準に考えれば、

手術の方が選ばれやすくなるのは否めない。


「ただし手術を受けた方がQOL(生活の質)が低下することは考えられます。

食道を切除した患者さんが食後に横になることもできず、

不自由な思いをすることもある。

それならば放射線治療を選んだ方が、

自分らしい生き方ができたかもしれない。

また喉頭がんなどでは、

切除手術をしたことによって会話ができなくなることもある。

がんはただ治療すればいいのではなく、

本人の生き方に沿う多様性が重要になっています(室井さん)」


海外ではコストのかかる手術を、

経済的な理由で受けられない場合があることはすでに論じた。

だがそれだけでなく、

医師と患者が納得して治療法を決めていることも、

放射線治療と手術の割合が拮抗していることに関係すると考えられる。


室井さんが言う。


「医師側から患者に病状や治療法を説明する、

“インフォームドコンセント”ではなく、

医師が患者の治療選択を助ける形での意思決定が大事。

残念ながら日本では、

アメリカのような“患者による意思決定”ができておらず、

手術が選ばれている一面があることは事実です。

さらにいうと、

日本は国民皆保険なので、

医師が患者に説明したからといって、

医師の収入につながらないという問題もある。

日本人は“タダ”や“お得”を好む国民ですが、

本来、命を左右する医療に関してまで、

お得さを求めるのは、おかしな話です」


武田さんも、患者側の問題をこう指摘する。


「最近は医師と協力して話し合いをした上で決めたいとか、

個人的にインターネットなどで情報収集をして意思決定する、

などのケースも増えてきていますが、

圧倒的に多いのは『治療法は医師に決めてほしい』という、

旧来の医師と患者の関係を求める人たちです」


医師任せにすると、

何か問題が起きた場合、

後悔や恨みが残ることが多い。

とはいえ、

自分で選択するとなると迷いが生じることもある。


「最近は病院にセカンドオピニオンの窓口が準備されていることも多い。

治療法を迷った場合、

腫瘍内科医などに意見を聞くのもひとつの案です(室井さん)」


生き方が多様化する現代では、

「どう生きたいか」を優先し、

自ら治療法を選ぶことも一考すべき時期に来ているといえる。




<8/15(日) 16:05配信 ニュースポストセブン>









※こういった活動もしています。ぜひご一読ください※

<パラヒドロキシベンズアルデヒドをお送りし始めて8年が経ちました>

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間 黒助



  


Posted by ブラックジャックの孫 at 10:03ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2021年08月27日

抗がん剤「アブラキサン」供給停止へ 年間4万人が使用



間 黒助です。


本日こんなニュースがありました。




膵(すい)がんや胃がんなどの治療に使われる、

抗がん剤「アブラキサン」が、

在庫が切れる10月中旬以降、

一時的に供給が止まる見込みとなった。

製造販売元の大鵬薬品工業によると、

生産する米企業で製造工程の検証があり、

再評価の必要が生じたためという。

年間4万人の治療に使われており、

関係学会は代替治療の検討などを呼びかけている。


アブラキサンは、

切除不能な膵がんの治療において重要な点滴薬で、

他に胃がん、乳がん、非小細胞性肺がん治療にも使われている。

出荷再開のめどは立っていないという。


日本臨床腫瘍(しゅよう)学会など関連学会は26日、

治療に効果があり継続中の患者を最優先、

代替治療を積極的に検討する、

新規に治療を開始する場合は、

代替治療への切り替えが困難な患者を優先する、

などと呼びかける声明文を発表した。


また、

全国がん患者団体連合会(天野慎介理事長)は、

大鵬薬品や厚生労働省に対して、

供給停止の理由や対応策、

今後の見通しについて、

速やかな情報公開や薬剤の適正配分などを求めている。




<朝日新聞デジタル 2021年8月26日 20時00分>









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間 黒助




  

Posted by ブラックジャックの孫 at 09:40ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事

2021年06月28日

膵臓がんを高精度に検出できるAIを開発



間 黒助です。



先日こんなニュースがありました。






久留米大学は6月3日、

超音波内視鏡下穿刺吸引生検病理組織標本における、

膵腺がんを検出する人工知能の開発に成功したことを発表しました。

同大医学部病理学講座の矢野博久教授、

大学病院病理部の秋葉純教授、

内藤嘉紀准教授らを中心とする研究グループ、

全国の膵臓病理専門医が在籍する医療機関と、

メドメイン株式会社との共同開発です。


膵臓がんは症状が出たときにはすでに進行していることがあるため、

膵臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれており、

国内の膵臓がんの罹患率・死亡率はともに増加しています。


超音波内視鏡下穿刺吸引は、

胃や十二指腸などの消化管から超音波内視鏡で粘膜下や壁外の病変、

あるいは胸腹部や骨盤内の腫瘤を観察し、

消化管内から針を刺して細胞を採取する方法です。

2010年に保険適用となり、国内でも普及し始め、

現在は膵臓がん診断の主流になりつつあります。

しかし、同法で採取された細胞組織断片は微小のため、

病理診断が困難なことがあります。


今回、共同研究グループは、

超音波内視鏡下穿刺吸引の生検標本を解析する人工知能を開発し、

その精度の検証が行われました。

その結果、

膵腺がんの検出の判定能力が高く(ROC-AUC※:0.98)、

正解率94%、感度93%、特異度97%という、

極めて精度の高い結果が得られました。

また、病理医による検証の結果、十分な妥当性もあることが証明されました。


研究グループは、次のように述べています。

「今後この成果を活用した膵臓がん検出のシステム構築が進むことが期待され、

様々な形の人工知能が病理診断をサポートできるシステムが構築されていくことで、

患者さんへの適切な診療提供の基礎となる病理診断精度が安定することが期待されます」


※ROC-AUC:検査や診断薬の判別性能を示す値で、値が1に近いほど判別能が高いことを示す。




<参考リンク>

久留米大学 最新情報











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Posted by ブラックジャックの孫 at 14:38ガンやガンの新しい治療法に関するニュース記事