年のせいと割り切った方が楽に生きれる

ブラックジャックの孫

2013年06月25日 09:41



間 黒助




昔のお婆ちゃんは、

医学の心得がないにもかかわらず思いのほか判断は的確でした。

なぜかと言えば、

子供を5人も10人も産み、

そのうち何人かは亡くしているからです。

人間が自然に死ぬケースを知っているためです。

なので、

症状が重いように見えても大丈夫とか、

軽く見えるが用心しなければいけないなどと判断できたのだと思います。


また、

「快」 「不快」 の原則に従うことも大事です。

つまり、

気持ちのいいことは身体に良く、

気分が悪くなるのは身体に不都合なことということです。


今は他人任せに慣れ切っているせいで、

日常生活の些細なことまでいちいち医師にお伺いを立てます。


例えば、

医師に 「お風呂はどうしたらいいですか?」 と尋ねると、

医師も 「「ぬるめの半身浴がいいです」 と言ったりします。

熱い湯に浸かろうが、

顔まで沈めようが、

自分が気持ちがいいと思うことをすればいいんです。

もし熱い湯や肩まで浸かったせいでドキドキしたり、

息苦しくなったり、しんどくなったりするようなら止めたらいいんです。

子供じゃないのですから、

本来、

医師に聞くほどのことではないはずです。

僕は高熱が出ても、

身体がOKのサインを出してくれる時はお風呂に入りますし、

たとえ熱がなくても今日は止めといた方がいいよと身体が言ってくれる時は、

お風呂に入りません。

お風呂に入るかどうかも自分の身体に聞けばいいんです。


年をとれば腰や膝も痛くなるでしょう。

そこで年寄りは例えば毎日電気治療に行きます。

電気治療は基本的に、

筋肉を動かすことにより得られる筋弛緩、血流改善、疼痛緩和が主な効果です。

それにより患部は温まるのですが、

帰りがけに冷湿布をたくさんもらうこともあるようです。

温めるのか、冷やすのか……。

こういう年寄りが多くなると若者の負担は増える一方ですよね。


こういうことを言うとすぐ、

「年寄りは医者にかかるなと言うのか。」

「年をとれば具合の悪いところがあるのは当たり前じゃないか。」

と言われる方がおられます。


その通りでどこか “ 具合が悪いのが正常 ” なのです。


しかし、

医者にかかって薬を飲んだり、

色んな事をすれば若返るのか、

すっかり良くなるのかを考えて頂きたいと思います。


苦痛を和らげることや、

症状を軽くすることは、

少しでも楽に生きるためには必要なことです。

そのために医療を利用するのは止むを得ないでしょう。


動かしたら痛いというのは、

そういう動かし方をしてくれるなという身体のサインです。

動かし方に工夫がいるのです。

昔の人は皆そうして折り合いをつけていたのです。


痛み止めを飲んで、

注射をして動かすなどというのは、

患部の神経をマヒさせてさらに患部を痛めつけていることになります。

例えば動物を見てみると、

痛かったら動かず、じっとうずくまっています。

動物達は治る近道を本能的に知っているからです。

それを色々やって動かそうとするのはどうかとも思ってしまいます。


そして、

年をとって、

十分に老化していることを認めようとせず、

何とか以前のようになりたいと欲を出すのも良くありません。


別に老けこめと言っているわけではありません。

老いを認めましょうという意味です。

“ 年のせい ” だと思いましょう。

その方が楽に生きられます。











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間 黒助




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